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AirPods Proはトランスミッター経由でならDTMで使えるのか?

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 皆さん、ご機嫌よう! タカミックスです。

 今回は『AirPods PROとDTMとmacOS』の続きっぽくなりますが、トランスミッター経由ならDTMで無線モニタリングはできるのか? についてです。それでは行ってみまShow!

先に結論

 先に結論を言うとAirPods Proを使う時にTwelve SouthのAirFlyでは打ち込みのMIDIキーボードのみレイテンシーなしでした。その経過を説明しますね。

経過

 さて、タカミックスはAirPods Proでのモニタリング使用について、Logicサポートからは無線ではなく有線でと言われ、Faceb○○kの某Logic掲示板からは無線は無理だとの回答を得ました。

 ただ某Logic掲示板からの意見でAirPods Proを開発者モードでチャレンジしてみては? と言われました。

 開発者モードとはぶっちゃけ機能拡張みたいなもんです。ただトーシローは使うなよ、と言う機能です。

開発者モードではXcodeをダウンロードしてから色々設定せにゃあかんのよ…

 コレによってBluetoothの無線方式をAACからaptXに切り替えれば無線モニタリングが可能になるかも? と、あくまで疑問系の回答がありました。

 iPhoneはAACと言う音声圧縮変換方式をメインとしています。このAACよりaptXの方が高音質でレイテンシーが少ないのです。

 とは言え、良く良く考えて見るとMacOS Big SurはaptX未対応です。Logicはアップル社の製品なのでMacOSが未対応のaptXに対応してる訳ないよなぁ…

トランスミッター

 そこでタカミックスはAirFlyでチャレンジしてみるか? と思ったのです。

 AirPods ProをDTMで使用するべくネット検索しまくっている時、動画サイトでDJ機器を制作しているエンジニアが『DTMでモニタリングのワイヤレス化はトランスミッターを使わない限りできませんよ」と言ってました。

トランスミッター

 トランスミッターとは接続した機器の信号を電波に変換して飛ばす物です。電気屋でもない我々にとっては音を電波で飛ばす機械、と覚えて貰って結構です。

 そのトランスミッターの話を聞いた時は他の機材を使わずにレイテンシーをなくす方法を考えていたので見送った方法でした。

 しかしmacOS Big Surではレイテンシーの回避方法がないと分かったのでできるだけ低予算で他機材を買う方向に走ったのです。

 低予算の趣をいくらに置くかではありますが、前述のエンジニアさんが言うトランスミッターはアップルのホームページからも購入できるTwelve SouthのAirFlyがあります。なお価格は税込で6,798円です(2021年9月現在)

 AirFlyでAirPods Proでのワイヤレスモニタリングできなかった場合には無用の長物となってしまいます。7,000円に近い金額のAirFlyの購入はためらいました。が、モニタリングができなかった場合は仕方ないよね、と何の解決にもならない言葉を自分に声かけAmazonにてポチりました。

 アップルのホームページからも買えるのに何でAmazonなんだと言う意見はですね、タカミックスが購入した時はアップルホームページからだと購入できるのがアップル限定カラーの黒のみだったんですよ。タカミックスはアップル製品を全てシルバー及びホワイト系で揃えてるのでAmazonの方でホワイトカラーを購入したのでした。

使用

 Amazonで発注後の翌日に届いたAirFlyですが、AirPods Proとのペアリングは簡単でAirFly側のスイッチを長押し後にAirPods Proの背面スイッチを長押しするだけでOKでした。

AirFly スイッチ
AirPods Pro 背面スイッチ

 そしてAirFlyをオーディオインターフェイスのヘッドホンジャックに差し込みLogicにて演奏してみます。

オーディオインターフェイスのヘッドフォンジャックへ差し込(正直見た目は宜しくない…)

結果

 まずミュージックタイピングでドラムを叩いてみた。おぉ、レイテンシーがないではないか!? 次にキーボードでオルガン演奏してみた。これもレイテンシーがない。このことから打ち込みキーボードではレイテンシーがないと言う結果であった。

 次にギター演奏である。レイテンシー起きないでくれよ… とジャラ〜ンとギターを弾いてみる。結果、残念ながらギター演奏はレイテンシーありでした。

 う〜ん、この打ち込みでレイテンシーがないのは良いのだが、俺ギタリストだぜ? 練習はLogicを鳴らしてギターを弾くので、ギター演奏でレイテンシーがあるのは問題解決になってないんだよなぁ…

問題点

 AirFlyでのモリタリングでは一つ問題点がありました。それは肝心のAirPods ProとiMacのペアリングが切れる様になってしまったことです。

 AirFlyをオーディオインターフェイスから外し、普通にiMacとAirPods Proのペアリングに戻したのだが、このペアリングが1〜2秒で切れるのだ。

 何だ、コレ? また一々細かい設定せにゃあかんのか? タカミックスはAirFlyをフルに充電していた訳ではなかったので、AirFlyの電源が切れたら通常通りiMacとのペアリングが復活しました。

 調べてみるとAirFlyは一旦電源を入れると強制的にAirFly側にペアリングされるらしく、仮にDTM作業が終わってMacでYouTubeでも見ようとしてもAirFlyとペアリングされるとのこと。

 う〜ん、ちょっと問題じゃないか? この仕様…

インイヤーモニターなら大丈夫なのか?

 参考意見の一つに某Logic掲示板からインイヤーモニターを使えば無線モニタリングができるのでは? とも言われました。確かにB帯電波の無線機は廉価版なら2万円も出せば購入できます。

 しかしDTM経由のギター音でもレイテンシーはないのだろうか? ステージでミキサーの人がギター音をワイヤレスで飛ばすのとは事情が違うのだ。

 なんか音楽よりも無線に詳しくなってる気がするのは気のせいか?

 何にせよ廉価版のインイヤーモニターでも数万円はかかるので保留にしておこう。

まとめ

 何にせよキーボードはOKですが、ギターではAirFlyでのDTM無線モニタリングができません、と言う話でした。

おしまい… ではない! しつこいが続く

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