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DTM ワイヤレスモニタリング 最終章

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皆さん、ご機嫌よう! タカミックスです。

今回はDTMでのワイヤレスモニタリングの最終章となります。

それでは行ってみまShow!

その前に…

どうでも良いんですけど、なんでAirPods ProはmacOS Catalinaならギター演奏でもレイテンシーがない! って話が出ないんですかね? タカミックスが実体験していることなんですが、今までmacOS Catalinaならレイテンシーがないって記事見たことないんですよ。不思議だ…

発表されなかったAirPods 3

さて、2021年9月15日に行われたアップルイベント、新型AirPodsは出ませんでしたね。もし発売されてDTMでのレイテンシーがなければ購入したかったです。

なので次のmac OSであるMontereyにレイテンシーが起きないことを期待したいですね。

そうだaptX LLにしよう!

さてAirPods Proを使う時にTwelve SouthのAirFlyでは、打ち込みのMIDIキーボードのみレイテンシーなしと記しました。

残念ながらギターでのレイテンシーがありましたが、aptX LLならレイテンシーは起きないのでは? と思ったのです。

コーデック

aptX LLとはコーデックの名称です。aptXの読み方は「アプトエックス」で、LLとはLow Latencyのことです。

コーデックとはBluetoothで音声データ送るときにデータの圧縮方式をコーデックと呼びます。コーデックの種類により遅延や音質に違いがあります。

コーデック名 音質  遅延 レイテンシー備考
SBC普通220ms全ワイヤレスイヤホン対応
AAC高音質120msYouTubeはAAC
aptX LL高音質極小40msもっとも低遅延
LDACハイレゾ対応極大1,000msサンプリング周波数96kHz対応
コーデッ種類

そしてAirFlyはaptX LL対応機種であります。

AirFly対応コーデック

アレ? 対応コーデックに…

AirFlyの対応コーデック見て思ったんですがAAC入ってなくない?

AirPods ProはaptX&aptX LLには対応していません。となるとレイテンシーが大きいSBC(Sub Band Codec)で繋がってたのか? AACよりレイテンシーが大きいとなるとギターで遅延が起きてた理由も納得だな…

aptX LL 未対応のAirPods Pro

Bluetoothでトランスミッターとイヤホンを接続する際に同じコーデックに対応していないと使用できません。

なのでAirPods ProとAirFlyをaptX LLで接続すれば… と思いましたがAirPods ProのコーデックはAACです。aptX LLには対応していません。

となるとaptX LL対応のワイヤレスイヤホを購入するしかありません。

実はmacOSはaptXに対応可能である

話は逸れますがmacOSならaptX対応可能なんですよね。

macOSのデフォルトBluetoothコーデックってSBCとAACなんですが、macOS Catalina以降のOSであれば設定でaptXを有効にできるんです。

ただ紹介しといて申し訳ないんですが、タカミックスはaptX対応機種を持っていないので『Mac aptX』で検索して下さい。

なお対応方法に載っているターミナルには、パスワードを打ち込んでも覗き見防止のため入力文字は出てこないので気を付けてね!

金がない!

ここは思い切ってaptX LL対応のワイヤレスイヤホンを購入したい所なんですが、別に新しく購入するならイヤホンじゃなくてヘッドホンだよね?

しかし金がないタカミックスはモニターヘッドホンに数万円出すなら、新しくオーディオインターフェイスを買い替えたい!

オーディオインターフェイスを購入せず、aptX対応ヘッドホン(もしくはイヤホン)を購入した場合でも、AirFlyが一旦電源を入れると強制的にペアリングされることを考えると、トランスミッターも変えねばならない。

そこまでの金はないだよ…

aptX使用でDTMモニタリング方法

なのでDTMでギター入力も含めて無線モニタリングに対して成功している人はaptX LLのコーデックでモニタリングしているそうです。

タカミックスが教えて頂いた例はトランスミッターにゼンハイザーのBT T100を使用、音をaptX LLで飛ばし、ワイヤレスヘッドホンのゼンハイザー MOMENTUM3でモニタリングしているそうです。

タカミックスもお金が貯まったら真似しようと思っているシステムです。

おしまい

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