Logic Pro 2と最新iPadを検索している皆さん、この記事では最新の音楽制作ツールLogic Pro 2と、それを最大限に活用するための最新iPadについて詳しく解説します。
Appleが2024年5月に発表したLogic Pro 2は、AIを駆使した革新的な機能を搭載し、プロフェッショナルな音楽制作環境をiPad上で実現します。このLogic Pro 2は最新のM4 iPad ProやM2 iPad Airとの組み合わせで、音楽制作の効率とクリエイティビティが劇的に向上します。
今までのLogic Pro for iPadは使うほどでもないと思っていた人、または古いiPadシリーズしか持っていなかった人は、この格段に素晴らしい性能へとアップグレードしたiPad用Logic Pro 2を使うべく、最新iPad購入を検討をしたのではないでしょうか?
今回はLogic Pro 2と最新iPadの魅力を余すところなくお伝えし、最後に最新iPadの購入の有無について考えてみます。
この記事のポイント |
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Logic Pro 2の新機能とその活用方法 |
最新M4 iPad ProおよびM2 iPad Airの性能と特徴 |
Logic Pro 2と最新iPadの組み合わせによる音楽制作の利点 |
Magic KeyboardやApple Pencilなどの関連アクセサリの使用感と効果 |
最新iPadの購入とM4 Mac関連の可能性 |
目次
Logic Pro 2
Appleが2024年5月7日に発表したiPad用の『Logic Pro 2』(以下Logic Pro 2)は、音楽制作アプリケーションの分野における革新的な進化を遂げています。
iPad用のこの新しいバージョンは、従来のデスクトップ版Logic Pro 11(以下Logic Pro 11)に匹敵する機能を提供しつつ、モバイル環境での柔軟性を最大限に引き出す設計がされています。
具体的には、Logic Pro 2でもLogic Pro 11と同様に、AIを活用した新機能が多数追加されています。その中でも特に注目すべきは『Stem Splitter』機能です。
この機能により、ユーザーは既存の曲(オーディオファイル)をボーカル、ドラム、ベース、その他に分解し、パートを個別に編集することが可能となります。
これは、リミックスや再構築を行う際に非常に有用です。
しかも、『Stem Splitter』機能は恐ろしく作業スピードが速いです。通常のオーディオ編集ソフトウェアならパート分割に1曲(3〜4分程度)でも数分以上かかります。
しかし『Stem Splitter』機能だと10秒もかからないのです。
そして、『Bass Player』および『Keyboard Player』機能は、AIが自動演奏パターン生成を提供し、自分が作る楽曲に高品質なベースラインやキーボードパートをサポートをしてくれます。
これらの機能により、ユーザーはより創造的なプロセスに集中することができ、制作効率を大幅に向上させることができます。
また、『ChromaGlow』機能は、トラックに温かみと存在感を追加するエフェクトとして設計されており、全体の音質向上に寄与します。
このLogic Pro 2は、iOS 17.4以降の環境で利用可能であり、月額700円または年間7,000円のサブスクリプション形式で提供されます。
価格設定は非常に安価であり、多くのユーザーにとってアクセスしやすいものとなっています。
Appleは、このLogic Pro 2を通じて、iPadが単なる消費デバイスではなく、プロフェッショナルな音楽制作ツールとしても十分に活用できることを証明しています。
Logic Pro 2は、iPadとMacの間でプロジェクト(曲)を行き来させることが簡単で、外出先で音楽を制作し、スタジオでプロジェクトを仕上げることができるので、プロのクリエイターでもモバイル環境で業界最高の音楽制作体験ができるのです。
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Apple Eventで発表された物
このようにiPad用Logic Pro 2の素晴らしい性能を考えると、思わずiPadも高性能な物が欲しくなってしまいます。
アップルは2024年5月7日のApple EventにてM4 iPad Pro、M2 iPad Air、Apple Pencil Pro、M4 iPad Pro用Magic Keyboard、 Logic Pro11、Logic Pro 2を発表しました。
穿った見方のようですが、まるでLogic Pro 2の高性能を体験したいなら、最新のiPadも買ってくださいとの発表でした。
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M4チップの性能とその技術的進化
それでは最新のiPad Proである『M4 iPad Pro』に搭載されたM4チップについての解説です。
Appleは、最新のM4チップを発表し、その卓越した性能と技術的進化により、コンピューティングの新たな基準を打ち立てました。
M4チップは、従来のMシリーズからさらなる飛躍を遂げ、特に処理速度、電力効率、そしてグラフィック性能において顕著な向上を見せています。
蛇足:発売発表の短さ
個人的な感想なのですが、M3の発表が2023年10月だったので、M4が発表されるまでは少なくとも1年以上はかかると思っていました。
なので実質半年と言った発表までのスパンの短さに若干驚きました。
圧倒的な処理速度と高効率アーキテクチャ
M4チップは、5ナノメートルプロセス技術にて、トランジスタ数が驚異的な280億個に達しています(M2 iPad Proでのトランジスタ数は200億個)。
公式発表では、M4は前世代のiPad Proに搭載されているM2と比較して、同じ電力レベルでマルチスレッド性能(複数のスレッドで同時に複数の処理を実行する性能)を1.5倍高速化しています。
CPUは最大10コア(高性能4コア+高効率6コア)を搭載しています。
GPUは10コアを備えており、ハードウェア・アクセラレーテッド・レイトレーシング、ハードウェア・メッシュ・シェーダー、Dynamic Cachingによるメモリ最適化を実現しています。
これにより、最大4倍の3Dレンダリングのパフォーマンスを提供しています。
分かりやすく言うと、M4チップでのグラフィック性能は格段に向上し、ゲームや映像編集において、高解像度で滑らかな動作が可能となったのです。
AIとニューラルエンジン(機械学習機能)の強化
M4チップには、Apple史上最大の16コアのニューラルエンジンが内蔵されており、毎秒最大38兆回の演算処理が可能です。
Appleのニューラルエンジンとは、機械学習関連の処理に特化した専用チップのことです。
これによりトランジスタ数と合わせて、リアルタイムの画像認識、自然言語処理、さらには音声アシスタント機能の精度と速度が飛躍的に向上しています。
特に、AIによる写真の自動補正や音声認識の精度は、業界最高水準に達しています。
優れた電力効率と長時間駆動
M4チップは、パフォーマンスの向上に加えて、電力効率の面でも大きな進化を遂げています。
新しい省電力設計により、従来モデルに比べて最大20%の電力消費削減を実現しました。
これにより、モバイルデバイスではバッテリー駆動時間がさらに延長され、持ち運びの利便性が向上しました。
高度なセキュリティ機能
M4チップには、最新のセキュリティアーキテクチャが組み込まれており、ハードウェアレベルでのデータ保護が強化されています。
特に、Secure Enclaveを用いた生体認証データの暗号化や、リアルタイムでのシステムインテグリティチェック(デバイスの起動時と動作中のセキュリティを確保、改竄や不正アクセスを防ぐ機能)により、ユーザーのデータが高度に保護されます。
Geekbenchベンチマーク結果
M4チップを搭載したiPad Proの性能は、Geekbench 6.3のベンチマークテストで明らかになりました。
M3チップと比べると、CPUのピーク性能は最大で17%向上し、ニューラルエンジンの処理能力は約2.1倍に向上しています。
これにより、多くのアプリケーションがよりスムーズに動作し、その効果を最大限に発揮します。
M4チップの未来とその可能性
AppleのM4チップは、現代のコンピューティングに新たな可能性をもたらします。
その革新的な技術は、これからのデバイスにさらなる性能と機能を提供し、ユーザー体験を一段と向上させることでしょう。
今後のApple製品におけるM4チップの活躍に、大いに期待が寄せられています。
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M4 iPad Proの概要
では続けて、M4チップを搭載した M4 iPad Proについてです。
M4 iPad Proは、Appleのタブレットシリーズの中で最も革新的なアップデートを遂げました。
特に、2018年以来の大きなモデルチェンジとなり、ハードウェアとソフトウェアの両面で大幅な改善が見られます。
M4チップの導入により、処理速度やグラフィック性能が飛躍的に向上し、ユーザー体験がさらに充実しました。
M4 iPad Proのディスプレイ技術
新型iPad Proには、従来のサイズに加えて13インチモデルが追加されました。
大画面での作業が可能となり、特にクリエイティブプロフェッショナルにとっては魅力的な選択肢となります。
新しいサイズは、ドキュメントの閲覧や編集、デザイン作業などにおいて視認性が向上し、作業効率を高めることができます。
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Ultra Retina XDRディスプレイの特徴
M4 iPad Proには、最新の『Ultra Retina XDRディスプレイ』が搭載されています。
このディスプレイは、有機EL技術を採用しており、従来のディスプレイに比べて非常に高いリニアリティ(直線性。増幅回路の出力信号が入力信号に対して、正確に比例していること)と階調表現(色の濃淡を表すグラデーション)を実現しています。
これにより、映像や写真の再現性が飛躍的に向上し、プロフェッショナルな映像制作にも適した品質を提供します。
ローカルコントラストの改善
Ultra Retina XDRディスプレイのもう一つの特徴は、ローカルコントラストの改善です。
ローカルコントラストとは、写真や動画の細部をより鮮明に強調する技術で、M4チップの強力な処理能力を活かしてリアルタイムで調整され、視覚コンテンツの質感やディテールが際立つようにする機能です。
これまでのiPadで使われていたミニLEDを使用した液晶ディスプレイに比べて、近接する画素同士のコントラストが非常に高く、暗い部分と明るい部分のコントラストが明確に表現されます。
このため、細部までリアルに描写でき、特にHDRコンテンツの制作においてその真価を発揮します。
プロフェッショナル向けのディスプレイ
このディスプレイは、写真や映像にこだわるプロフェッショナルにとって理想的です。
特にHDR(ハイダイナミックレンジ)の映像を制作する際に、その正確な視覚表現が求められます。
さらに、ディスプレイのチューニングが暗室での使用を前提としており、映像制作者が意図する表現を忠実に再現します。
画質向上とDTM
この高品質な画像表示機能は音楽制作には関係ないと思われそうです。
しかし、DTMにおいて視認性の向上、操作性の向上、リアルタイムフィードバックの向上など、多岐にわたる利点を提供します。
これにより、音楽制作をする上でのモチベーションが増加します。
このモチベーションが音楽制作のプロセスを効率的かつクリエイティブに進行させ、最終的な作品の質も向上するのです。
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M2 iPad Airの特徴
それでは同日に発表されたM2 iPad Airについて解説します。このM2 iPad Airは、その高い性能と多様な機能で注目を集めています。
AppleのM2チップを搭載しており、優れた処理能力を誇っています。11インチと13インチのディスプレイモデルがあり、どちらのディスプレイも高解像度で鮮明な画質を提供します。
また、Apple Pencil Pro、もしくはApple Pencil(USB-C)を使用することで、クリエイティブな作業をより効率的に行うことができます。
M2チップのパフォーマンス
M2チップは、先代のM1チップに比べて大幅に性能が向上しています。
特に、グラフィック性能が向上しており、高解像度のゲームやグラフィック作業において優れたパフォーマンスを発揮します。
また、機械学習の処理能力も向上しており、AIを活用したアプリケーションでもスムーズに動作します。
このため、M2 iPad Airは、日常的な作業からプロフェッショナルな用途まで幅広く対応できるデバイスとなっています。
M2 iPad Airのディスプレイ
M2 iPad Airは、11インチと13インチの2つのディスプレイサイズで提供されます。11インチモデルは、iPad Air(第5世代)と同様のディスプレイを持ち、13インチモデルは新たに追加されたサイズです。
M2 iPad Airの11インチおよび13インチモデルは、どちらもLiquid Retinaディスプレイを搭載しており、True Tone技術、広色域(P3)、高輝度、フルラミネーション、アンチリフレクティブコーティング、指紋防止コーティングといった特徴を持っています。
11インチモデルは2388 x 1668ピクセル(264 ppi)の解像度を持ち、13インチモデルは2732 x 2048ピクセル(264 ppi)の解像度を誇ります。
どちらのモデルも、周囲の光に応じてディスプレイの色温度を調整し、自然で目に優しい表示を提供するTrue Tone技術を備えています。
広色域(P3)により、色彩が豊かで正確に再現され、500ニトの高輝度は明るい環境でも見やすい表示を実現します。
さらに、フルラミネーションディスプレイにより、コンテンツがまるで画面に描かれているかのように見え、アンチリフレクティブコーティングと指紋防止コーティングが施されているため、常にクリアで鮮明な表示が可能です。
先代のiPad Airと比較して、M2チップの搭載によりグラフィック性能と処理能力が大幅に向上し、特にプロフェッショナルなアプリケーションや高負荷のタスクをよりスムーズにこなせるようになりました。
これらのディスプレイ技術と性能向上により、M2 iPad Airはプロフェッショナルな作業やエンターテインメントにおいても優れた視覚体験を提供し、前モデルよりもさらに高いパフォーマンスを実現しています。
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ディスプレイ比較
iPad Proと比較すると、iPad Airのディスプレイは若干性能が劣ります。iPad Proは、ミニLEDを採用した『Liquid Retina XDR』ディスプレイを搭載しており、非常に高いコントラストと広い色域を提供します。
一方、iPad Airのディスプレイは、一般的な『Liquid Retina』ディスプレイであり、輝度やコントラストはProに劣るものの、単体で見れば十分に美しい表示を実現しています。
なので画質に関してはM4 iPad Proが飛び抜けているだけなので、M2 iPad Airの画質も十分すぎるほど良いものなのです。
日常的な利用シーン
M4 iPad Proが最上位モデルであるため、M2 iPad Airの機能が見劣りするように感じます。
しかし、実際はM2 iPad Airも十分な性能と機能を備えております。
M2 iPad Airは、その強力なM2チップにより、先代のiPad Airと比べてさらに優れたパフォーマンスとエネルギー効率を提供しています。
プロフェッショナルなアプリケーションや高負荷のタスクもスムーズにこなせますし、新しいM2チップは、特にグラフィック処理や機械学習タスクにおいて顕著な性能向上を実現しています。
Liquid Retinaディスプレイは鮮やかで詳細な表示を実現しており、先代と比較しても、このディスプレイはより高精細で視覚体験が向上しています。
M2 iPad Airは多目的なデバイスとして、仕事から娯楽まで幅広い用途で活躍します。ほとんどのユーザーにとって満足のいく選択肢となるでしょう。
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Apple Pencilについて
新たにM4 iPad ProとM2 iPad Airを購入したユーザーの多くが、一つの大きな問題に直面しています。それは、これまで使用してきた先代のApple Pencil(第1世代)が使えなくなるという事実です。
先代のApple Pencil(第1世代)は、精密なタッチ操作やクリエイティブな作業において非常に重要なアクセサリであり、その高性能と使いやすさから多くのユーザーに支持されてきました。
しかし、最新のM4 iPad ProとM2 iPad Airでは、このApple Pencil(第1世代)が使用できなくなってしまいました。これにより、ユーザーは新しくApple Pencil ProかApple Pencil(USB-C)を購入しなければならず、追加のコストが発生します。
先代のApple Pencil(第1世代)が短期間で使えなくなってしまうことに対して、不満を感じているユーザーは多いと思われます。
Apple Pencilの各モデルと対応iPadについて
しかし、新たにApple Pencilを購入する価値が十分にある理由も存在します。
今回発表されたM4 iPad ProとM2 iPad Airで使用できるのはApple Pencil ProとApple Pencil(USB-C)のみとなっております。
Apple Pencil ProとApple Pencil(USB-C)の対応機種を見ていきたいと思います。
Apple Pencil Pro
まず、Apple Pencil Proは最新の13インチおよび11インチのM4 iPad Pro、同じく13インチおよび11インチのM2 iPad Airに対応しています。このモデルは感圧検知、傾き検知、ホバリング機能を備え、ワイヤレス充電が可能です。プロフェッショナル向けの高精度で低遅延な描画体験を提供します。
対応デバイス |
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13インチ M4 iPad Pro |
11インチ M4 iPad Pro |
13インチ M2 iPad Air |
11インチ M2 iPad Air |
加えて、新たに登場したApple Pencil Proは、さらに高度な機能を提供します。Apple Pencil Proは、より高精度な感圧感知、拡張されたジェスチャー機能、さらにはカスタマイズ可能なボタンなどが搭載されており、プロフェッショナルな用途に特化しています。このアクセサリは、特に詳細な作業や高度なデザインを必要とするユーザーにとって、不可欠なツールとなるでしょう。
またバッテリー寿命が大幅に延長され、長時間の使用が可能です。
Apple Pencil(USB-C)
Apple Pencil(USB-C)は、最新のM4 iPad Pro、M2 iPad Air、および他のUSB-Cポートを搭載したiPadモデルで使用できます。
このモデルはUSB-C接続で充電とペアリングを行い、感圧検知と傾き検知により高精度な描画を提供します。ワイヤレス充電が不要なため、コストパフォーマンスにも優れています。
対応デバイス |
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13インチ M4 iPad Pro |
11インチ M4 iPad Pro |
13インチ M2 iPad Air |
11インチ M2 iPad Air |
12.9インチ iPad Pro(第3世代・第4世代・第5世代・第6世代) |
11インチ iPad Pro(第1世代・第2世代・第3世代・第4世代) |
iPad Air(第4世代、第5世代) |
iPad mini(第6世代) |
iPad(第10世代) |
これらのApple Pencilは、それぞれのデバイスに最適化されており、プロフェッショナルなアーティストから学生、日常的なメモ取りまで、幅広い用途に対応するために設計されています。ユーザーのニーズに応じて最適なApple Pencilを選び、iPadの機能を最大限に活用することができます。
その他
Appleの製品は常に進化し続けており、新しい技術を取り入れることで、ユーザーにより良い体験を提供しようとしています。Apple Pencil Proもその一環として開発されており、最新のiPadモデルとの組み合わせで最高のパフォーマンスを発揮します。
先代のアクセサリが使用できなくなったことは残念ですが、Apple Pencil Pro、およびApple Pencil(USB-C)を手に入れることで、新しいiPadと共にクリエイティブな作業や日常のタスクがより効率的で快適に行えるようになります。
蛇足:価格について
なおApple Pencil Proは第2世代のApple Pencilよりも高性能で機能が充実していますが、販売価格は同じです。高性能でありながら販売価格が同じなのは不思議な話なのですが、これはApple Pencil Proを大量生産することによって販売価格を抑えることができているからだそうです。
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新しいMagic Keyboard
こちらも残念な話なのですが、M4 iPad Proでは従来のiPad用Magic Keyboardが使えなくなってしまいました。こちらも新たにM4 iPad Pro用のMagic Keyboardを購入しなくてはならなくなりました。
しかし、金銭的には痛い話なのですが、それでも金銭的な痛みを吹き飛ばす利点がM4 iPad Pro用のMagic Keyboardにはあるのです。
M4 iPad Pro用Magic Keyboardについて
M4 iPad Pro用のMagic Keyboardは、最新のM4 iPad Pro専用に設計された高機能なキーボードアクセサリです。
このキーボードは、13インチおよび11インチのM4 iPad Proに対応しており、iPadをノートパソコンのように使用することができます。Magic Keyboardはフローティングデザインを採用しており、iPad Proを磁気的に取り付けて自由に角度を調整できるため、視野の調整が非常に柔軟です。バックライト付きのフルサイズキーボードは、快適なタイピング体験を提供し、暗い場所でも視認性が確保されています。
新しいMagic Keyboardには、ファンクションキーも追加され、より多くのショートカット操作が可能になりました。また、トラックパッドも拡大され、操作性が向上しています。特に、トラックパッドのクリック感がメカニカルスイッチから圧力センサーとハプティックエンジンに変更されたことで、より精密な操作が可能です。
さらに、Magic Keyboardにはトラックパッドが内蔵されており、iPadOSのマルチタッチジェスチャーやカーソル操作をフルに活用することができます。
これにより、iPad Proでの作業効率が飛躍的に向上します。USB-Cパススルーポートも搭載しており、iPad Proを充電しながら他のUSB-Cアクセサリを接続することが可能です。
堅牢な構造と高品質の素材を使用しているため、耐久性も非常に高く、長期間にわたって使用できます。
M4 iPad Pro用のMagic Keyboardは、プロフェッショナルなユーザーやクリエイティブな作業を行うユーザーにとって、iPad Proの可能性を最大限に引き出すための理想的なアクセサリです。このキーボードを使用することで、iPad Proはタブレットとしての利便性を保ちながら、ノートパソコン並みの生産性を実現します。
また、新しいMagic Keyboardは、従来のモデルに比べてさらに軽量化されています。
Magic Keyboardの使用感
実際に使用してみると、Magic Keyboardは非常に快適です。特に、薄型化された本体との組み合わせにより、ノートパソコンと同じような感覚で作業ができます。さらに、パームレストがアルミニウム製に変更されたことで、耐久性も向上しました。
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Logic Pro 2とApple PencilおよびMagic Keyboardの活用について
Logic Pro 2をM4 iPad Proで使用する際に、Apple PencilとMagic Keyboardを併用することで、何もないLogic Pro 2のみの状態で使用する場合と比較すると、作業効率とクリエイティビティが大幅に向上します。
まず、Apple Pencilを使用することで、音楽の編集やミキシングが直感的に行えるようになります。感圧検知と傾き検知を活用して、細かい調整や描画が必要なオートメーションの作成がスムーズに行えます。
また、Apple Pencil Proであればホバリング機能により、トラックやエフェクトのプレビューが迅速かつ正確に行えるため、作業の効率が格段にアップします。
一方、Magic Keyboardの併用により、タイピングの快適さとトラックパッドによる精密なカーソル操作が可能になります。
これにより、Logic Pro 2のショートカットやテキスト入力がスムーズに行え、作業速度が向上します。
特にトラックパッドを使用することで、画面をタッチすることなくカーソル操作ができるため、長時間の作業でも疲れにくくなります。
また、Magic Keyboardのフローティングデザインと角度調整機能により、視野角を自由に設定できるため、最適な作業環境を構築できます。
これらのアクセサリを併用することで、Logic Pro 2の利用体験が劇的に向上し、プロフェッショナルな音楽制作環境を手軽に実現できます。
Apple PencilとMagic Keyboardを使用することにより、タッチスクリーンのみで操作する場合の制約を超えた、より直感的で効率的な音楽制作が可能になります。
価格と性能のバランス
M4 iPad Proは168,800円からと、やはりM4チップ搭載モデルだけあり、タブレットの域を超えた値段となっております。
M2 iPad Airは、iPad Proに比べて価格が抑えられており、コストパフォーマンスに優れています。特に、11インチモデルは9万8800円から、13インチモデルは12万8800円からと、M4 iPad Proに比べて手頃な価格です。
M2 iPad Airでも日常的な作業やLogic Pro 2の作業に対して、十分に対応できる性能を持っています。
Apple Pencil Proは21,800円でありApple Pencil(USB-C) は13,800円となっております。
そしてM4iPad Pro用Magic Keyboardは49,800円となっております。
![](https://www.takamix-music.com/wp-content/uploads/2024/05/猫とお金.jpg)
最新iPad購入をするべきか?〜最大の問題点
ここまでLogic Pro 2を有効に使うべく、最新のM4 iPad Pro、M2 iPad Air、そしてLogic Pro 2をより一層活用するためのApple PencilとMagic Keyboardの紹介をしてきました。
これらのiPadの関連するものを全て揃えると、それなりの金額がかかってしまいます。
ここで湯水のようにお金が湧き出る経済力のある人なら問題はないのですが、一般的な人間にとっては最安値のM2 iPad Airのみの出費でも懐は傷んでしまいます。
しかも、ここで最新iPad購入への最大の問題点が起きています。
![](https://www.takamix-music.com/wp-content/uploads/2024/05/考える人.jpg)
M4 Macの存在
それはM4チップでのMacの登場が今年度末に予想されていることです。
これによりAppleのデバイスラインアップにおいてMacのアップグレードが期待されています。
M4チップは高いパフォーマンスと電力効率を提供しており、Macにおいてもクリエイティブな作業や高負荷のタスクで、その性能が大きな利点をもたらすでしょう。
M4 Macの発売が近いことを考慮すると、今M4 iPad ProやM2 iPad Proを購入するよりも、M4 Macを待つことで、より長期的に満足できるパフォーマンスを手に入れることができるかもしれません。
また、M4 Macが登場することで、既存のMシリーズチップを搭載したデバイスの価格が下がる可能性もあり、コスト面でのメリットも期待できます。
したがって、もし今年度末にM4 Macを購入する計画があるならば、現在の予算を温存し、その時に必要なデバイスを一括で揃えることも一つの賢明な選択肢です。
これにより、最新の技術を最大限に活用できる環境を整えることができるでしょう。
![](https://www.takamix-music.com/wp-content/uploads/2024/05/Logic-M4-iMac.jpg)
総括
- Logic Pro 2はiPad用の新しいバージョンであり、AIを活用した機能を多数搭載する
- Logic Pro 2を最大限活用するなら最新のiPadモデルが必要である
- M4 iPad ProのM4チップは、処理速度、電力効率、グラフィック性能が向上している
- M2 iPad Airでも十分にLogic Pro 2で作業を行うことができる
- Apple PencilとMagic Keyboardを併用することで、Logic Pro 2の作業効率が向上する
- M4 iPad ProとM2 iPad Airでは、従来モデルのApple Pencilとの互換性がない
- M4 iPad Pro用のMagic Keyboardも、従来のモデルとは互換性がない
- 最新iPadではApple Pencil、M4 iPad ProならMagic Keyboardも買い換える必要がある
- M4チップを搭載したMacの発売が年度末に予想されており、購入計画に影響を与える可能性がある
以上が今記事でのポイントをまとめた内容となっております。
今回素晴らしいアップデートがされたLogic Pro 2です。それに合わせた最新iPadの購入も是非検討してください!と言いたいところですが、今年末に発売されるであろうM4 Macシリーズがあります。
それを考えると経済的に余裕がない人には、まだまだ最新iPadの購入に対して、一考の余地があります。
なのでモバイル環境でも素晴らしい性能を誇るiPad Pro 2に思いを馳せながら、最新iPadの購入を見送り、現状のLogic Pro 11でDTMに励むのも、またおすすめなのです。
おしまい
![](https://www.takamix-music.com/wp-content/uploads/2024/05/5.21 Logic-Pro-11.jpg)