皆さん、ご機嫌よう! タカミックスです。
今回は簡単にLogic Pro(以下Logic)の解説をしてみたいと思います。
それでは行ってみまShow!
目次
LogicはDAWソフトである
LogicとはDAWソフト(Digital Audio Workstationの略)のことであり、コンピューターでの総合統合型音楽楽曲製作ソフトウェアであります。総合統合型音楽楽曲製作ソフトウェアと言っても難しい話ではなく、パソコンで音楽作れますよ! と言うだけです。
Logicをタカミックスが使っている理由は、数あるDAWソフトの中で圧倒的にコストパフォーマンスが優れていたから(微妙に過去形)です。
残念ながら現在の価格は30,000円とタカミックスが購入した時よりも10,000円ほど値上がりしています(2023年12月時点)。
値上がりしたとはいえ、日本国内ではトップクラスのユーザー数と言われているSteinberg社のCUBASEの価格が60,000円以上(2023年12月時点)掛かることからも、Logicは圧倒的なコストパフォーマンスを誇っていることが分かります。
EmagicからAppleへ
LogicはドイツのEmagicと言う会社が作成したソフトでした。現在はAppleコンピューターでしか使えないLogicですが1993年〜2002年まではWindows版もあったのです。
しかし2002年にApple社がEmagic社を買収し、Windows版のLogicの開発&販売は停止されてしまいました。
なのでWindowsマシンでLogicを使っていたユーザー達は悲嘆に暮れ咽び泣いていたと聞きます。そんなWindowsユーザーを見たApple社は「Logicを使いたいならApple社のMacを買うのだ、この下々の愚民共め!」 とWindows版のLogicユーザーを嘲笑っていたそうです(大嘘)。
因みにLogicは他社DAWソフトとは違い、マッキントッシュを制作しているApple社が作っています。なので流通経路での「中抜き」がないのが圧倒的なコストパフォーマンスの理由となります。実際にEmagic時代はソコソコの値段がしておりました。
昔はフロッピーディスク!
昔のLogicはダウンロードなんて小洒落た方法ではなく、フロッピーディスクによるインストールでした。
フロッピーディスクとは?
今はFD(フロッピーディスクの略称)と記されると「マツダのRX-7のことかな?」と思う人も居るそうです(大嘘)。
フロッピーディスクとは主に1980年台から1990年代にかけてパソコンに標準装備されていた記憶メディアのこと。その記憶容量は1.44MB!
500円も掛からないUSBメモリーでさえ4GBの記憶容量がある中、この小記憶容量は脅威であります。
参考例を上げるとWindows95をインストールした場合だと21枚のフロッピーディスクが必要でした。
また複数枚のフロッピーディスクを使用してのインストール作業で、最後の方にディスクエラーが発生して読み込めなかった場合は当然最初からやり直しです。
なおデータを読み込んでいる最中に「ウィ〜ン、カシャ、カシャ」と音が鳴ります。この音のみを使って音楽を作成する強者もおります。
ドングル
またLogicはコピー防止のためにパソコンとキーボードの間にドングルを噛ませないと使用できない構造でした。そして1999年までAppleのポートはADB(Apple Desktop Bus)がメインであったのでLogicのドングルもADBになっておりました。
ドングル(Dongle)とは?
特定のソフトウエアを利用するときにコンピューターに挿すコピーガードの機能を持った小型の機器の俗語である。何故俗語であるのかと言うと語源が不明だからです。
なお発明者である「Don Gall(ドン・ガール)」に由来すると言うのは嘘である。
現在はダウンロードのみでの販売
かつてはパッケージ版としても販売されていたLogicでしたが、2013年よりMac App Storeからのダウンロードのみの販売に切り替わりました。
この辺は当たり前と言えば当たり前の話で、パッケージ版で販売するとインストールメディアが破損した場合に物理的にインストールができなくなるからである。
Logic使用ミュージシャン
さて、Logicのコストパフォーマンスに優れているのなら、逆に性能は安かろう悪かろうなのでは? と思われる方も多いと思います。が、差にあらず。かなり性能の良いオールインワンソフトであり、Logicだけでも音楽制作の操作が完結するDAWソフトなのです。
Logic使いで有名なアーティストだと代表的なのは わかざえもん 宇多田ヒカルではないでしょうか? またaccessの浅倉大介は異常なLogicガチ勢です。
海外だとビリー・アイリッシュ… の曲を作っている兄のフィアネス・オコネルですね。
GarageBandとの違い
現在Apple社ではマッキントッシュを始め、iPad、iPhoneには入門者向け音楽制作ソフトであるGarageBandが付属しています(当然無料!)。GarageBandの上位互換機種がLogicとなります。
そんなGarageBandは入門者向けと言いつつ、プロミュージシャンやプロデューサーもデモの制作などで使っているソフトです。GarageBand使いだと、デモ製作で使っているのがTHE ALFEEの高見沢俊彦とかですね。
このGarageBandは基本的な操作機能とか含めて殆どLogicと変わりがなく、無料にも拘らずオーディオ関係(ギターやベースギター、ヴォーカル等)も普通に録音できます。
操作機能がLogicに似ているのは当たり前でGarageBandの開発にはEmagic社のエンジニアが携わっているからです。 Emagic社は先述のLogicを開発していた会社です。
何だかGarageBandさえあればLogicは要らないのでは? と思われそうですが、Logicの方が音色の種類やエフェクトのカスタム設定が高度に行えます。
Logicのインストール時間
Logicのインストール時間ですが、然りげ無く時間が掛かります。低スペックのMacですとフルインストールで8時間近く掛かったこともありました。タカミックスが使っているフルスペックのM1 iMacで2時間程のインストール時間です。
このフルインストールと記したのはLogicにはサウンドライブラリを始めとする膨大な量の追加機能があるからなんですね。このサウンドライブラリ関係をインストールしないのであれば30分も掛からずインストールは終了します。
まとめ
Logicは非常に操作性も良く、直感的に使用できるDAWソフトです。またDummer機能というちょっと信じられない様な機能もついております。今回は簡単な説明でしたが、今後詳細な使い方を解説できたらと思っております。
おしまい