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モニタースピーカー

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 皆さん、ご機嫌よう! タカミックスです。今回はモニタースピーカーについてです。

実は高いモニタースピーカー

 さて、モニタースピーカー(以下モニター)って結構良い値段するんですよ。金銭的にパソコン買うのが精一杯だったタカミックスは取り敢えずBOSEのPC用オーディオスピーカーを購入し、モニターは後日購入しようとなりました。

BOSE Companion 2 Series Ⅱ

  ただしDTMの様に曲の制作や編集を行う場合、一般のスピーカーであるオーディオスピーカーは原音のモニタリングには適していないんですよ! 

原音とは

 何だ、原音って? と言う話しなんですが、一般的なオーディオスピーカーは人が聞き分けやすい音域が良く聞こえる様に最初から調整されています。 

 それに対し原音とは、モニタースピーカーから鳴る最初から何も調整されてない音を指します。 

 食べ物に例えるとモニタースピーカーの音は生麺や具材、オーディオスピーカーの音は出来上がったラーメンと言った感じですかね?(言い過ぎか) 

イメージ図(何か違う…?)

 そしてモニタースピーカーでもDTM初心者ならアクティブスピーカーにしろとか勧められます。

アクティブとパッシブ

 アクティブとパッシブと言ってもピックアップの話ではありません。

 アクティブスピーカーとは既にスピーカー本体にアンプが搭載されてるモデルのことで、早い話が電源さえ入れれば音が出ますと言うスピーカーです。

 それに対しパッシブスピーカーとはアンプが搭載されてないスピーカーのことです。なので当然電源を入れただけではアンプを通さない限り音が出ません。

 で、この大別して2種類のスピーカーなのですが、音質だけ取るならパッシブスピーカーの方が良いと言われます。

 何故ならパッシブスピーカーにはアンプが搭載されていないので、アンプに掛かる金額をスピーカー本体に回せる訳です。

 とは言えアクティブスピーカーに比べるとパッシブスピーカーの方が高価になります。しかし趣味と割り切ってDTMをするならアクティブスピーカーで何ら問題はありません。

JBL PROFESSIONAL 305P MkⅡ(アクティブスピーカー)

  JBL PROFESSIONAL 705P(パッシブスピーカー) 

 そして価格も大切ですが、音質を左右する要素で重要なのがリスニング環境です。

リスニング環境

  コレはモニタースピーカーに限った話ではないのですがスピーカーの位置は大切です(特に制作者側は)

 個人的にタカミックスはスピーカーを机の上に直置派なんです。しかしスピーカーの位置は耳の高さが理想的と言われています。  

 タカミックスの体験談ですがイントロでコンガが雪崩れ込んでくる曲のCDを聴いた時、耳の高さにスピーカーを置いた途端にコンガが目の前で叩いる様な立体的な響きに感じました出音の位置すら分かるほどの立体感でした。

 思わず「うおぉぉおお〜!」と声が出る程に驚きました。

 しかし部屋のレイアウトを考え、床に直置きしたとたんに音の立体感はなくなり、普通の良い音に変わりました。

 同じ良い音でも天と地程の違いが出るのです。

 なのでDTMerの部屋公開とかでモニタースピーカーが位置が高くセッティングされているのはレイアウト的に好きじゃないんですけど、実際に体験するとレイアウトを犠牲にしてまでモニタースピーカーを高くセッティングする意味が分かります。  

 またモニターの設置に付いては高さ以外にもスピーカーの向き、壁からの距離、インシュレーターの有無と多々拘る所があります。 

インシュレーター(オーディオ用) 

コインインシュレーター(然りげ無く音質が上がる)

 石(種類によって音質が変わる) 

 ブロック(その辺の工事現場から掻っ払てだな… 嘘です) 

  まぁ、スピーカーの音質を追求して行くと設置面ではスタイリッシュな外観を犠牲にする部分が大きくなります。

オーディオスピーカーで聞く音楽なんだからモニタリングもオーディオスピーカーで良いのでは?

 オーディオスピーカーで聞く音楽なんだからモニタリングもオーディオスピーカーで良いのでは?

 一見もっともっぽい意見なんですが違います。

 オーディオスピーカーで聞く音楽のモニタリングまでオーディオスピーカーでしてしまうと、リスナーに届く音楽は更に劣化した音質になってしまいます。

 ただしリスナーの音楽再生環境を無視しろ、と言う話でもありません。

 ユーチューバーの話ですが、ある楽器弾きのユーチューバーは自分がオーダーメイドしたベースギターをYouTubeが再生されるスマホをメインに考え、ピックアップの音質を中音域が出やすい様に調節しているそうです。この様に製作者側はリスナーの再生環境を考えた作り方をしなければいけないのです。

実は持ってないモニター

 こんな感じでモニタースピーカーの説明しているタカミックスですが、実はモニタースピーカー持ってないんですよ!

 イヤ、今の部屋ね… 夜に隣の部屋の寝息が聞こえるんですよ? イビキではなく寝息!   

 コレでも我家はマンションですぜ? 女連れ込めないだろ なので音楽聴くのもイヤホンですぜ…(涙)

 もともとモニター購入予定だったんですけど仙台市のダダっ広い部屋から関東へ移動になったんでモニター購入は保留にしてたんです。

 そして新居でココまで音がダダ漏れだとは思わなかった! できるだけ早く引越して気兼ねなく 女連れ込める 音楽が楽しめる環境にしたいもんですな。

鳴らせるなら買いましょう!

 さて、自分が所有してないのに言うのも何ですが、モニタースピーカーは作られた曲の響きを知るために重要です。

 より良い原音での曲を聴くべくモニタースピーカーは必須でしょう。今回言いたかったのはオーディオスピーカーでもDTMは問題なくできます。ただしモニタースピーカーが有れば更に踏み込んだ音楽制作ができますよ、と言う話でした。

おしまい

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