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実例あり! ChatGPTはパソコン初心者でもブログ記事制作で使えるのか?

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 皆さん、ご機嫌よう! タカミックスです。

 今回は世間を騒がしている(…のか?)ChatGPTについてです。そしてChatGPTはブログの記事制作に使えるのか? ですね。

 タカミックスは専門用語に対して特別詳しくはない、パソコンの素人です。

 なので世間に蔓延る小難しい話は抜きにして素人観点からChatGPTについて、実例付きで説明したいと思います。

 前振りは置いといて、それでは行ってみまShow!

 ※スマホの人はスクリーンショットの文字が読めないので申し訳ないと謝っておきます。

先に結論

 ChatGPTはタカミックスの様なパソコン素人がブログの記事制作に当たって使う場合、使えないこともないが、あくまで下書き程度なら使えると言うのが正解だと思っています。

 少なくとも“調べる”と言う分野ではChatGPTで書かれた文章に対して、自分で調べ直さないと怪しいのが理由だからです。

 よするにChatGPTを使うならファクトチェック=事実確認ってのが必要になる訳ですよ。

パソコン素人限定の話

 これは“あくまでパソコン素人が”と限定した場合です。ChatGPTは様々なソフトやサービスと連携させれば驚異的な知能を誇ります。

 ただ知能ってのが曲者で、正解のない問題提起ではなく、明確な答えがある問題に対する正解率が非常に怪しい。例を出すなら

 正解のない問題:明日ディズニーランドに行くんだけど予定を考えて欲しいです
 明確な答えがある問題:(x-2)2=16の場合、xの値はいくつですか

 こんな感じですね。

ただし…

 ただしChatGPTはプロンプト(AIに対する入力条件)を細かく指定をすることで回答が変わります。

 プロンプトとは対話型のAI (ココではChatGPT)に対して指示や質問をするために、あなたが(今回ならタカミックスが)送信する質問(会話文)のことです。プロンプトは目的や背景を明確にすることが重要になります。

 下記のプロンプト例はQiita様の『【ChatGPT】個人的お気に入りプロンプトまとめ』よりお借りして来ました。

プロンプト例

 パソコン素人がプロンプトを設定するってのは… と言うより多くの人はプロンプトなぞ設定しないと思います。

 あとプロンプトについては今回の記事の最後で、もうちょい詳しく説明します。

 なお、今回の記事内容内でタカミックスがする質問に関しては、プロンプト設定をした質問ではないので悪しからず…

ChatGPTとは何ぞや? と

 まずChatGPTとは何ぞや? と言う話なのですが、早速ChatGPTに聞いてみました(まぁ、これくらいは答えてくれるだろう…)

ChatGPTとは何ぞや?

 ほぉ… ChatGPTは多言語に対応しているんだな。で、OpenAIって何ぞや?

OpenAIとは何ぞや?

 なるほど… そもそもAIって何ぞや?

AIとは何ぞや?

これがChatGPTか…

 ChatGPTは基本無料で使用できます。必要なのは氏名とメールアドレス、そして生年月日と電話番号ですね。

 お金を払えば上位機種に当たるGPT-4が入手できます。

 まぁ、先の解答例である通り、ChatGPTは多言語に対応しています。なのでメインウインドウは英語ですが、下にある「Send a message…」に日本語での質問を打ち込めばChatGPTは日本語で解答をしてくれるのです。

Send a message…

 このことからメインウインドウをGoogle翻訳で日本語に直さなくてOKです。

 タカミックスは最初Google翻訳の『英語を常に翻訳』にチェックマークを入れていたので、常にChatGPTが日本語に訳されていたので、応答中に固まったりしてました。

 実際に公式からもGoogle翻訳で日本語にしてからの質問は動作が安定しなくなるので止めた方が良いと、非常にGoogle様に気を使った回答をしております。

Google翻訳
日本語変換されたが

 早い話がGoogle翻訳は必要ないからするな、と言うことです。

ホントに使える? ChatGPT

 さて、ChatGPTは会社員であれば仕事関係の資料、学生であればレポートや論文関係等を自分が考えて作成する必要がなくなると言われていましたが、果たしてそうでしょうか?

 どっかのYouTuberが言ってたのですが、ChatGPTは「意識高い系の天然回答」らしいです。

 なのでタカミックスも自分で試してみましたが「確かに意識高い系の天然回答だわ…」と思いましたね。

 以下その理由です。

聖闘士星矢について教えて

 ChatGPTを取り扱っていたYouTubeの検証動画では「ドラえもんについて教えて」と打ち込んでいたので、タカミックスも「聖闘士星矢について教えて」と打ち込んでみました。

聖闘士星矢

 別にタカミックスが聖闘士星矢が好きとかではなくて、単純に国民的アニメや社会現象になった作品で頭にパッと浮かんだのが聖闘士星矢だったのです。

 確かにChatGPTの回答通り聖闘士星矢は1986年にアニメ化がされていますし、物語の内容も聖衣(クロス)こそ出てきませんが合っています。なので凄いじゃんChatGPT! と、最初は思いました。

聖衣(クロス)

コータローまかりとおる!について教えて

 次にタカミックスは「コータローまかりとおる!について教えて」と打ってみました。以下ChatGPTの回答。

コータローまかりとおる!
コータローまかりとおる! …?

 ちょっと待て! あだち充って… それ『タッチ』だろ?もっともタッチは1981年から1985年までの連載だが…)

タッチ

 『コータローまかりとおる!』の原作者は蛭田達也です。物語は私立鶴ヶ峰学園に通う極端流空手部部長、腰まで届く長い髪が印象的な新堂功太郎が主人公です。

 コータローまかりとおる!は空手&コメディ&学園物&バンド&異種格闘技&柔道&忍者漫画で、1982年に『週刊少年マガジン』にて連載開始、1984年には実写映画化がされています。アニメ化こそされませんでしたが長期間連鎖は続き、2004年に作者の体調不良で連載休止となってしまった作品です。

 この『コータローまかりとおる!』は20年以上も基本的に休みなしで連載されていた(後年は除く)少年マガジンを代表する漫画だったんですね。

ちょっと脱線

 ちょっと脱線しますが、原作者の蛭田達也ってコータローまかりとおる! 以外の漫画を書いたことがないに近いんですよね。

 アマチュア時代に少年マガジンの新人漫画家募集で送った作品がコータローまかりとおる! で、同作品で新人漫画家賞を受賞。その新人漫画家賞を受賞したコーターローまかりとおる!が1981年に読み切りとして週刊少年マガジンに掲載され漫画家デビュー。なおプロト作品で書いていたのもコータローまかりとおる! です。

 そして漫画家生活の中で書いたことがあるのは、コータローまかりとおる! の連載中であった1984年に読み切り作品として掲載された『あいつがKYOKI』のみです。

あいつがKYOKI

 この『コータローまかりとおる!』のジャンル分類は難しいのですが、基本的に空手漫画です。しかもコアな描写もあって、格闘技の場合だと日本で1993年にホイス・グレイシーによって一躍有名になった柔術も、コータローまかりとおる!では1982年の時点で既に柔術が登場しています。

何故アニメ化されなかったのか?

 コータローまかりとおる!はエロ&ギャグシーンで掻き消されていますが、絵柄からは想像できないほど踏み込んだ格闘描写&蘊蓄が詰まった作品だったりします。

 もっとも映画化はされたのにアニメ化されなかった原因がエロの部分だったと言われています。コータローまかりとおる!の連載が始まった1982年と言えば、テレビアニメ『まいっちんぐマチコ先生』の描写が不健全だとして「マチコ先生に抗議する会」が結成され一部地位域で放送が打ち切りになっていた時代です。

まいっちんぐマチコ先生

 コータローまかりとおる!の主人公である新堂功太郎の趣味は覗きと、パ○ティー収集! 日課が学園の女子がいる部活動の着替えを覗くこと。

ただし健全な? エロです

 まぁ、確かにアニメ化は難しかったかもな…

話を戻して…

 ところで今タカミックスが長々と『コータローまかりとおる!』の説明(それでも一部の紹介なのだが)をしていましたが、何人の方が『コータローまかりとおる!』を知っていたでしょうか?

 少年マガジンを代表する漫画で映画化もされていますし、後年はパチンコ化もされています。連載休止に関しても人気がなくなったからではなく、作者の腱鞘炎が悪化した為だったからです。

 それでも一般的に『コータローまかりとおる!』って、イマイチ知名度が低いんです。このことから察するに『コータローまかりとおる!』は人気漫画だったとは言え、国民的アニメや社会現象を起こした漫画ではなかったんですよね。

達也つながり…?

 まぁ、ChatGPTには頓珍漢な回答をされたコータローまかりとおる!でしたが、コータローまかりとおる!の原作者は蛭田達也です。もしかしてChatGPTは達也つながりで、タッチの主人公である上杉達也と勘違いして、コータローまかりとおる!の説明をタッチ(と思われる…)にしたのでしょうか?

 なので今度は蛭田達也で質問してみました。

蛭田達也…?

 それ、現Zozo社長の澤田宏太郎(コータロー)だって! しかも話の内容は前Zozo社長の前澤友作の方じゃないか?

三者揃い踏み

スクショ消しちまったが…

 ChatGPTは何度も質問をすることができるのですが、別の質問をしようとしてたら蛭田達也で再質問をしてしまったんですね。そして解答のスクショも撮ったんですけど消しちまった! スクショがないので説得力に欠けるのですが、以下2回目の質問時の回答です。

蛭田達也は元プロ野球選手。1975年に阪急ブレーブスに入団。1976年に一軍登録後は打率.328 本塁打24本 打点78で首位打者を獲得する。

ChatGPTより

 おぉ〜、蛭田達也の説明に少しも掠っていませんが、今度は元プロ野球選手で打率と首位打者と言うタイトルまで記載されているではないですか!

 なのでタカミックスは早速過去の1975年の阪急入団選手、及び首位打者の打率、本塁打と調べてみました。が、該当なし! そしてセ・パ両リーグを1975年近辺から最近の選手まで調べましたが結局該当者がいなかった。

 何か蛭田達也を連想させる語句でもあるのでは? と思って該当者を調べたのですがね…

国民的な作品じゃないと難しいみたいです

 上記の例から考えると漫画とかだと国民的アニメや社会現象を起こした作品でないと正確な回答は期待できないみたいですね。

 あとしつこい様ですが『コータローまかりとおる!』って人気漫画ですからね。

次にレシピを聞いてみた

 次の質問はタカミックスが普段良く食べている『焼肉丼』のレシピについて聞いてみました。

 敢えて牛丼でも豚丼でもなく、焼き肉丼とフワッとした感じでの質問です。

焼き肉丼

 おぉ〜、しっかりレシピしてるではないか! ただ良く良く見れば『焼肉丼』と送り仮名を入れてたな。今度は送り仮名のない『焼肉丼』で聞いている。

焼肉丼

 おぉ〜、今度はにんにくが入っているではないか! 送り仮名の有無でレシピが微妙に変わるんだな… 焼肉丼のレシピ中、どこで炊き込みご飯を作っていたかは謎ですがその辺は突っ込まないでおきましょう。

炊き込みご飯

 タカミックスはレシピ見ない人間なので味の想像はつきませんが(タカミックスは実は調理師でもあります)、レシピは回答してくれる様ですね。

本題、ディープ・パープルについて聞いてみた!

 さて本題のブログを書くことができるか? についてです。タカミックスの場合は音楽系のブログになりますが、取り敢えず質問内容として「第4期ディープ・パープルについて教えて?」と打ってみました。

 で、先に書いておきますけどChatGPT、たった1日でも学習するみたいなんですね。実は先日も「第4期ディープ・パープルについて教えて?」と質問したら、第4期ディープ・パープルとはリッチー・ブラックモア、デイヴィット・カヴァデールetc.と、脱退していたはずのリッチー・ブラックモアも在籍していた回答が出てきていたんですね。

 それが本日、一言一句同じ文体で(ChatGPTは同じ内容の質問でも文体で回答が変わる場合があるため)「第4期ディープ・パープルについて教えて?」と質問したら以下の回答が返ってきました。

第4期ディープ・パープル?

 おぉ〜、きちんとリッチー・ブラックモアが脱退してトミー・ボーリンが加入したと書いてある!

 が、百歩譲って1975年から1984年までの活動期間は良しとしよう。しかし代表曲の『バーニング』『ストームブルーディ』って、それ第3期ディープ・パープルの『バーン』と『ストームブリンガー』だろ?

 更にバンド解散前のアルバムが『パーフェクト・ストレンジャーズ』って… それ再結成第2期ディープ・パープルの作品だ!

 あと“よりハードロック的な音楽性”って、よりファンキーな音楽性の様な気が…

 メンバー間の意見の相違ってのも何を指してるのかイマイチ分からんのだが、ドラッグ問題が書かれているのは驚きました。

 とは言えイマイチ納得しかねたので質問の仕方を変え、単純に『第4期ディープ・パープル』とだけ打って聞いてみました。

第4期ディープ・パープル?

 う〜ん、矢張りパーフェクト・ストレンジャーズは抜けないんだな。

 他には“デヴィッド・カヴァデールとグレン・ヒューズが交代で参加していた時期もありました”って、まさかレコーディングの話だったりするのか? それなら強ち外れとは言えないのだが、そこまでコアな話をChatGPTがしてたら恐ろし過ぎるぞ!

 まぁ、交代で参加ってのはスイッチ・ボーカルのことだろうな。

 しかし何だろう? ディープ・パープルを知らない人がChatGPTの回答を鵜呑みにして、ドヤ顔で解説してたら突っ込んでしまう内容だな…

 ただ何にせよ、1日おいて質問しただけでChatGPTが学習して回答が変わっていたのには驚きましたね。

うちの会社でも使ってる?

 このChatGPTの記事を書いてる最中、当社(不動産業)でChatGPTを使って資料制作してたんですよね。

 えっ、大丈夫か、それ?

 タカミックスが関わる部署の話ではないので口出しができないのだが、上記のことから鑑みるに非常に心配な話ではある。

 もっともタカミックス、会社ではパソコンできない人扱いなのでタカミックスが「ChatGPTは正確性に欠けますよ」と言ったところで信用感がないのですが…

そうだ、改造手術について聞いてみよう!

 ちょっと悪ふざけで仮面ライダーの様に改造手術を受ける方法でも聞いてみるか…

改造手術?

 やべぇ、ChatGPTに説教されちまったよ? そして然りげ無く深い話してないか、ChatGPT?

 タカミックス的には現実のサイボーグ(極論メガネを掛けているだけでもサイボーグだったりする)と同じ様な答えが返ってくるかな? と思って質問したんですけどね。

改造手術

その他、多種多様の質問ができるが…

 取り敢えずChatGPTは質問に対してスラスラと返答を返してくれるので、物事を考えるに当たって指針にはなるとは思っています。

 ただスラスラと回答は帰って来るんですけど、微妙に間違ってる所があるんですよ。例えばですね…

X JAPANについて

 おぉ〜、合ってるじゃんChatGPT! と思ったのですが、YOSHIKIは逆立ちしたままピアノ弾かないし、hideも正確にはX JAPANでの表記は全て大文字のHIDEだし(細かすぎだ!)、同じくHIDEが亡くなったのは再結成前のバンド解散後の話です。

逆立ちで歌う人なら…

 まぁ、こんな感じでファクトチェックが必要になってしまいますね。

今後に期待?

 ChatGPTは答えを出すツールではなく要約してくれるツール的な位置付けでしょうか? ただしChatGPTは進化し続けるツールでもあります。なので今後は更に正確性が向上したChatGPTになる… と言うより正確になるでしょうね。

 もっともChatGPTは手軽さ故のリスクもあります。

 リスクってのは現状でもそうなのですが、知識のある人間ならChatGPTを通して違法系のプログラムが組める質問をしてしまうことですね。これは当然ChatGPT側で対策が取られていて、この手の質問には回答しない様になっています。ただ違法系でも質問方式を変えるとChatGPTは回答してくれるんですよね。

 もっとも、この辺は素人視点からの話ではないので止めときます。

AI反対論者

 ChatGPTに関わる製品の開発中止を訴えてる有名人だと矢張りイーロン・マスクでしょう。イーロン・マスクの反対主張を要約すると「ChatGPTに代表されるAIは現代社会への潜在的なリスクがある」ってことなんですね。

 もっともイーロン・マスクはChatGPTのOpenAIを開発していた人だったりします。

 ただ、イーロン・マスクはOpenAIを開発していたOpenAI社から追い出されてるんですね。なのでイーロン・マスクはOpenAI社のChatGPTおよびGPT-4が世間を席巻している腹いせに反対運動を起こしてると言う人もいます。

 まぁ、タカミックスはこの辺の話も詳しくないので、イーロン・マスクの話は止めときます。

再度プロンプトについて

 さて、記事冒頭で話したプロンプトの設定についてなのですが、特に“分からない物に対してのブログ記事”を作ろうと思った場合です。

 ここで分からない物への正確な情報をChatGPTに応えて貰うべく、細かくプロンプトを設定するとします。しかし“細かいプロンプト”を設定している時点で分からない物に対しての正確な情報が得られてるんですよ!

 これだとプロンプト設定=解答も載っていると思うんです。それこそChatGPTで調べるのではなく、自分でChatGPTに要点を書き込み、ChatGPTにまとめて貰う方が良い気がします。

再結論

 ChatGPTはパソコン初心者が、特に正解がある質問をした場合はファクトチェックをしないと使えませんよ、と言うことです。

 ブログの記事制作でCharGPTを使っても、あくまで下書き程度で自分で書き直さないとダメですね、って話です。

 某立憲民○党の中谷○馬の様に、自らの議員という使命を蔑ろにしてChatGPTに質問文を作って貰ってた人もいました。国会答弁の場でドヤ顔でChatGPTで作った質問をしたバ○みたいな議員のマネしてはダメなんですよね。

 現在日本の公共機関でもChatGPTを使用する話が出て来始めましたが、正直日本はデジタル庁ですらPIXTAの画像を無断転載すると言うデジタル以前の問題を起こしてる国です。

 確かに正確に使うことができればChatGPTは素晴らしい性能を誇ります。しかし、その正確にが難しいと思うんですよね。

 なんか最後に微妙な毒が入りましたが、パソコン素人観点からのChatGPTについてでした。

おしまい

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