皆さん、ご機嫌よう! タカミックスです。
今回はクラシックギタリストでベーシストだった場合に爪はどうするのか? についてです。
それでは行ってみまShow!
クラシックギタリストと爪
クラシックギターを演奏するにあたり利き手の爪は非常に重要となります。クラシックギターではピックを使いませんので爪がピックの代わりとなり弦を撥く(はじく)のです。
爪で弦を撥くことにより音量も出ますしエッジの効いた音が出せる様になります。
ポップスやロック等であればクラシックギターをピックで弾くのは問題ありませんが、クラシックギタリストでピック演奏するギタリストはいません。
別にポップスやロックでのピック弾きが悪いのではなく、クラシックギターでは爪で演奏することで曲に細かいニュアンスが出せる様になるからです。
爪の形
爪の長さと形は人それぞれです。タカミックスの学生時代、友人のクラシックギタリストは爪を短めに伸ばし、逆にタカミックスは爪を長く伸ばしていました。しかし現在プロのクラシックギタリストとなった友人の爪は長く伸びており、逆にタカミックスの爪は短く伸ばす様に変わりました。
ベーシストと爪の関係
ベースを弾く場合、特に指弾きの場合は弦を撥く手の爪は切れと言われます。指で弾く時に爪が弦に当たって弾き辛いからと言われています。弦に爪が当たることでタイムラグが生まれると言う理由もあるそうです。
しかしタカミックスは爪が当たってもタイムラグは感じませんし、弾き辛いこともないんですよね? カチカチと爪の音がすると言う人もいますが、タカミックスは指弾きしてもカチカチ鳴りません。
なのでタカミックスがベースを弾く時に世間で言われている様な爪を伸ばしたデメリットがないのです。
ただ、それ以外の非常に重大な問題が起きているのです…
クラシックギタリストでベーシストでもある場合
その問題とは単純に爪が割れるんです。
ベースの弦は太いです。タカミックスの使っているベース弦はミドルゲージですが、かなり弦をハードヒットしています。
ハードロック演奏時には必要以上にエキサイティングにベースを弾きまくっています。スラップなんかした日には親指の爪も割れてしまいます。スタジオでの練習帰りに爪が割れてたなんてザラにありました。
まぁ、別にエキサイティングにベースを弾かなくても親指でスラップなんかした日には確実に爪は割れます。
なので爪が割れた状態だと爪を切るしかないのです。そんな爪を切った状態でクラシックギターを弾いてもエッジの立った音にはならず、ぼんやりとした響きの音になってしまいます。
また爪が伸びてない状態でクラシックギターを弾くと出音ではなく、フィンガーピッキングのニュアンスが変わってしまい、弾いてモヤモヤした気分になるんですよね…
結論
クラシックギタリストでありベーシストだった場合、結論として伸ばした爪はどうするのか?
答えは どうにもならない 少しだけ爪を伸ばすしか方法がないんです。
爪を伸ばした部分が1mmもなくて大丈夫です。コレだけでクラシックギターでのフィンガリング時に爪が弦に引っ掛かります。爪を切った状態の指先の肉の部分で弾くのとは違い、エッジの立った出音に変わります。
親指も1mm伸ばすだけで大丈夫です。
ただコレばかしは個人差がありすぎるので何とも言えないのですが、少なくともクラシックギタリストでありベーシストでもある人にはコレ以外の方法が見つかりません。
爪補強剤…?
クラシックギタリスト御用達の爪を保護する商品は沢山あります。爪補強剤や瞬間接着剤などです。
上記の例は爪補強剤を使わないナチュラルな爪のみの場合です。タカミックスも一時期マニュキュア(爪補強剤)を付けてた時代もありました。しかし現在はしておりません(面倒臭いから)。
いずれ爪補強剤のレビューもしてみたいと思います。
カイナ / ザ・ギタリスト
おしまい