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サブスク&無料漫画

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皆さん、ご機嫌よう! タカミックスです。今回はサブスクリプション系のサービスについてです。

サブスク

サブスクリプション(以下サブスク)って利用者には有り難いが、作り手側には難儀な制度だなとつくづく思った。

サブスク以外でも漫画等を無料で配信するサービスも含め、コンテンツ産業には難儀な時代になった物である。

当たり前の話なのだがサブスクがある限り、利用者は“本当の本当に”欲しい作品しか購入しなくなったからだ。

例えば、これだけ音楽にハマっているタカミックスでも、年間通して購入する音楽は精々2〜3曲程度です。

タカミックスが契約しているサブスクはAmazon MusicとApple Musicです。この2つのサブスクで大抵の音源はアップされるんですね。それに音質に関してもサブスクはCD音源と変わらないか、それ以上になっています。

無料漫画

あと無料漫画、無料漫画って言っても一時期話題になった海賊版の無料配信ではなく、公式から配信されてる無料漫画です。

もっとも公式の無料配信だと1日に読める話数が決まっており、多くの無料配信漫画はキリの良い所までが無料で残りは有料になります。

この前、タカミックスは無料配信されてる漫画『ケーキの切れない非行少年たち』を何の気なしに読んでみたんですよ。そしたらコレ、少年院に勤務する精神科医と知能に若干問題のある非行少年少女の話だったんです。

まぁ、タカミックスは事故で下手したら高次脳機能障害になるんじゃないか? って言われた人間だし、身体的にも相当な障害を負うであろうと言われていた人間なので、多少なりとも性格や思考、そして嗜好に難が出る障害の話には関心があるんですよ。

タカミックスも『ケーキの切れない非行少年たち』を読みながら色々思う処があったのですが、無料分が終了した時点で有料分までは読もうとはしませんでした。

コレってタカミックスの様に暇潰しで読んでる人間は、有料部分まではお金払わないと思うんですよね。この様に何が問題かって音楽でも本でも(漫画でも)“購入”までのハードルが高くなっていることです。

確かにサブスクや無料配信は、利用者にとって非常に有難いサービスです。タカミックスもタダで漫画が読めるのはありがたいし、KindleであればKindle Unlimitedで結構本が読めます(流石に漫画は少ないが…)

雑誌系ならギターマガジンとかサウンド&レコーディング・マガジン、あとMac FanとかはKindle Unlimitedで読めるので、然りげ無くバンドマンやDTMerには有り難い話ですよね?

ただし作り手は無料、もしくはサブスクで商品を販売されると“消費者”に対して売る物がなくなるんですよ。

CDと配信

音楽だとCDに代表される物理メディアが売れなくなった。

例えばアルバム出す出す詐欺で、最近はボーカルとの不仲が取り沙汰され、ニューアルバム発売と言われなが彼此15年ほど経つ某Xの話です。

何か今月中に8年ぶりのニューシングル出すらしいんですけど、ホントにボーカルのTが歌うのか? とか言われてますよね。

其れはさておき、コレは某Xがニューアルバムの出す出す詐欺が騒がれる前の話なんですが、某XのリーダーのYが雑誌インタビューで「今は配信がメインだからCDと言った物理メディアのアルバムを発表する意味があるのかな? と思っている」と答えていたことがありました。

Yは「かと言って配信でアルバムを発表した場合、リスナーは好きな曲だけダウンロードするのでしょ? それはそれでアルバムの意味がなくなっちゃう」とも言ってました。

これって配信の問題を突いた発言ですよね。因みに、このYのインタビュー記事、何故か一気に見なくなった(何でだろ?)

さて、これだけ名声があるバンドですら、物販としてCDの発売に二の足を踏んでいます(まぁ、某Xの場合はそれだけが原因ではないのだが…)

付加価値

こうなると物理メディアの販売に対して付加価値を付けるしかない。じゃあ、物理メディアの付加価値って何だよ? となるんですけど、意外と見付けられないもんなんですよね。ジャケ買い”なんて『?』が付く話ですしね(CDでジャケ買いなんて聞いたことないぞ?)

すると法律に触れないキャンペーンとして、購入者が作り手に直接身体的接触ができる手段として『握手券商法』が成り立ったりする。今更説明の必要もないとは思いますが、握手券商法とはCDの購入者に対してCDを売り出したアーティストと無条件で握手できる商法のことです。なので当然大量にCDを購入すれば大量の時間握手ができる訳ですよ。

あと“法に触れない”と記したのは、握手券を単体商品で販売してしまうと“接待”とみなされ風営法に引っ掛かるためです。

握手券商法

因みにタカミックスは握手権商法は否定してないよ? 秋○康さんは売るためとは言え、えげつない方法を取ったもんだなと思いました。ただ握手する側のアイドルは可哀想だな、とも感じましたがね…

握手会自体は某A○B48より前の時代からありましたが、秋元○さんは握手券をCDの付加価値として付けたんですよね(実は嵐も握手券商法をデビュー曲でやっていたのですが…)

まぁ、握手権商法とかは売り手が”見てくれ”も重要視されるアイドルだから成り立つ話であって、純粋に音だけを売りにするミュージシャンには当てはまらないと思っています。

そりゃ、結果的にルックスも売りになったミュージシャンなら話は別ですが、仮にロブ・ゾンビ(この人もルックスが売り上げに貢献しているのか?)が握手権付きのCDを発売をして1人で何百枚も買い込むファンがいるのか? って話しです(いたりして…)

ロブ・ゾンビ

ただ某A○Bおよび坂道グループ握手券商法は2020年から起きたコロナ鍋により、一気にライブ活動以前に“握手”と言う接触ができなくなってしまいました。 

なのでここ数年、某A○B&坂道グループの売上はコロナ鍋に比例して激減しております。最近ライブ活動における状況も変わってはきていますが、まだまだ握手は難しい(握手する側のアイドルに感染の危険性がある為)と思っています。

映画関係

映像関係だとサブスク全盛期に入って少なくなった物がTSUTAYAに代表されるレンタルサービス店です。

コレも物理メディアであるビデオテープ、そしてDVDが隆盛していた時代は雨後の筍ごとく出店されていました。

しかし、2000年代に入り動画配信が始まると徐々に物理メディアのレンタル店の利用者が減り、2015年Netflixに日本上陸により一気に物理メディアのレンタル店が衰退して行きました。

まず、タカミックスも加入しているAmazonプライムならば、映画だと早ければ公開後2〜3ヶ月で無料閲覧ができますし、無料配信がなくても映画公開後に余り待たずにレンタルが始まります。

例えば、タカミックスが一緒に見に行く人がいないので諦めた『シン・仮面ライダー』なんかは、2023年6月4日に放映終了ながら同年7月21日にAmazonプライムで配信開始! しかもプライム会員なら無料視聴出来るんでっせ!

こんな感じで、Amazonプライムに限らず動画配信サービスはU-NEXTとか多々あります。

真面目に… アダルト動画の場合

さて、ここでアダルト動画なんですが、アダルト動画のサブスクって完璧偏見なんですけど、思いっきり怪しさ満点に感じてしまう。

自主規制

アダルトサブスクと契約すると怪しいメールが来るのでは? とかですね。

それが今では大手と呼ばれるU-NEXTやTSUTAYAでもアダルト動画のレンタルをしています。

違法アダルト動画

アダルト動画はサブスク契約をしなくても、違法アップロード動画が蔓延っており無料で見れる世界です。

そして、元が如何わしい動画なので非常に規制が緩い! また違法、しかもアダルト動画とあってフィッシング系詐欺も蔓延っているのも事実です。

アダルト動画の規制ならタカミックスが知る限りですと2020年にカナダの『ポルノハブ』が、米ジャーナリストの「未成年を含んだアダルト動画が公開されている」との告発でアダルト動画が一成に削除されたことがあったくらいですかね?

もっとも、告発後は暫くは見れなかったポルノハブのアダルト動画でしたが、現在は普通に見れる様に戻っています。この辺は完璧イタチごっこですね。

イタチ

ポルノハブ自体は合法サイトなんですけど、YouTubeと同じで違法アップロードをする奴が多いのです。しかもポルノハブって2番に利用者が多い国が日本だったりします。なので日本人セクシー女優の違法アダルト動画も多いサイトなのです。

さて、このアダルト動画規制の話はアメリカでのことで、日本でこの手の話は一切聞かない。

これ、違法アップロードで国家審議までされた『漫画村』と同じでマジでヤバイ話なんですよね。

しかし、タカミックスが知る限り、某TXXXや中華系でありながら日本の作品しか扱ってないサイト某MISSAVが規制されたなんて話は一切聞かない。

まぁ、当たり前と言えば当たり前の話なのですが、ホストやサーバーの拠点が海外ですと日本の法律では取り締れないからなんですよ。

儲かるのはECサイトのみ

結局コンテンツ産業って儲かるのはECサイトだけなのかな? って思います。

ECサイトってのはAmazonとかのことです。

で、意外と知られてないんですけど映像に関しては分からんのですが、ECサイトは音楽提供をしてくれたアーティストに対しての利益還元率って滅法低いんです。

この辺はECサイト側が公表してないので推測の域を出ませんが、利益還元率が良いと言われているApple Musicでも最高で1再生に対し1.05円程度の利益還元率と言われております。これは最大利益還元率なので、低ければ0.1円台と言う恐ろしい利益還元率の所もあります。

サブスク還元率(出典:サブスク先生)

2022年に川本真琴が“サブスクというシステムを考えた人は地獄に堕ちてほしい“とツイートし話題になりました。コレって作り手としては至極当然の話なんですよ!

ましてや彼女はCD時代にミリオンヒット飛ばした人でしたからね(本人が思い描いたアーティスト像では無かったらしいが…)

他にサブスク反対派の代表的なアーティストだと山下達郎ですかね。山下達郎は音楽販売において関係ない第三者が利益を貪るサブスクを強烈に批判しております。

それでも日本はマシな方?

音楽業界では売れなくなったと言われる物理メディアですが日本はマシな方です。音楽大国であるアメリカでは音楽を聴く人の85%が配信サービスを利用してるそうです。

それに対し日本は2022年時でCD等の物理メディアの割合が56%、配信サービスが44%と若干ではありますが、まだ物理メディアの方が売れてる訳です。

ただし、日本でのCD等の物理メディアを支えているのがジャニーズ事務所と坂道グループだったりします。

2022年のCDシングル売上トップテンの内、ジャニーズ事務所のアイドルで6楽曲、某A○B&坂道グループの楽曲が3曲とトップテン全体の9曲を占めています。

なお、ジャニーズ事務所は一部を除いて配信をせず、物理メディアのみで楽曲を販売している事務所です。そして前述の某A○B&坂道グループは付加価値を付ける方法でCDを売っております。

蛇足ですが、山下達郎はもとより山下達郎が所属する芸能事務所スマイルカンパニーの人間達はジャニーズ事務所に対し数多くの楽曲を提供しております。

落とし所がない話

サブスクや無料漫画のサービスってユーザーには有難い以外の何者でもないですよね。ほんとタカミックスもAmazonプライムとApple Musicで年7,000円程度の会費が掛かるとは言え、自分で購入やレンタルするよりも桁違いに安いサブスクのマーケットには感謝しかありません。

しかし、自分が作り手になった場合、収入を考えるとサブスクは脅威でしかありません。

ユーザー(利用者)としてはひたすら感謝、ベンダー(生産者)としてはひたすら怨嗟のサブスク&無料漫画のサービスについてでした。

おしまい

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