皆さん、ご機嫌よう! タカミックスです。
今回は安価な生ギターの演奏をライブで聴くのと録音で聴く音では全く違いますよ、と言う話です。それでは行ってみまShow!
ギターの音色
タカミックスがアコースティックギターで活動していた時の話です。タカミックスは友人のギタリストT君とアコースティックギターのコンビを組んでおりました。T君は現在プロのクラシックギタリストとなっているくらいなので当時から高いギターを使っておりました。確かマルセロ・バルベロを使っていましたね(金持ちだな…)。
で、タカミックスのギターはと言うと某Y◯MAHAの3万円程度のクラシックギターを使用しておりました。そのギターはタカミックスが10歳の時に父からクリスマスプレゼントで貰った物です。なので既に10年以上の歳月が流れていたクラシックギターだったのです。
クラシックギター
安いギターだから音も価格通りのチープな音色か? と思いきやタカミックスのクラシックギターは非常に枯れた良い音がしました。全く保管方法に拘らないタカミックスなのでボディにヒビは入ってるし、ブリッジはガタガタだし、ホントにボロかった! しかし音色だけは枯れた哀愁のある音色がしていたのです。
マルセロ・バルベロを使っている T君も「タカミックスのギター、枯れた良い音するよな」と褒めてくれてたんですよね。
当時のアコースティックコンビではタカミックスがオープンAチューニングとノーマルチューニングのアコースティックギターとクラシックギター、T君がクラシックギターとアコースティックギターでメイン・ヴォーカルはタカミックスが担当していました。
音源発売
さて、タカミックスのアコースティックコンビもライブを重ねて行く内に音源を発売することになりました、と言っても自主制作ですけどね…
SHURE SM57&SHURE SM58
使用ギターは生ギターなのでマイク録りです。マイクはサウンドホールに向けてSHUREのSM57をセット。
もう一本は12フレット付近へ向けてSHUREのSM58をセットしました。
録音では歌とギターは別録りをせず、弾き語りでのライブレコーディングです。
録音ではT君もタカミックスのギター、いい感じに演奏できたなと褒めてくれました。自画自賛になってしまいますが、タカミックス自身もプレイをした時の音の響きが枯れた感じで良い響きだったと思っています。
盲点
しかし録音された演奏を聴いて驚きました。実際の演奏では良い感じでプレイができ、音の響きも枯れた哀愁のある音色でした。タカミックス自身も良いプレイができたな、と悦に入っておりました。
ところが録音された音源を再生するとスピーカーから聞こえて来たのはタカミックスのとても細い音で鳴るクラシックギターの音色でした。T君のギターと比べると一段も二段も音圧が低かったのです。
録音の入力レベル調整の話とは違うんですよね。細い音のまま音量が大きくなっていたのです。日常生活に置き換えるならテレビから聞こえる囁き声が聞こえないのでボリュームを上げた感じです。
これには相方と顔を見合わせ驚いた物でした。素人考えで聞こえた音と録音された音に大した違いはなく、実際に聞こえた音が良ければ録音後に再生された音も良いと思っていました。
音圧
これは単純にタカミックスのギターの音圧が低かったからなのでしょう。バイクに例えるとT君のギターがハーレーダビットソン・エレクトラグライド(仮面ライダースーパー1)だとすると、タカミックスのギターはホンダのドリーム50(月光仮面… はドリーム C 70だな)と言った所でしょうか?(分かり辛い例えだな…)
抽象的な表現ですが…
実際の所は音圧もあるのでしょうが、マイクが拾い辛い音であったのだろうと思われます。マイクが拾い辛いとは非常に抽象的な表現になってしまうのですが、これ以外の説明方法がない!
う〜ん、自分でもイマイチ納得しかねる説明なのですが誰か別の理由があるのならばタカミックスに教えて貰えないでしょうか?
おしまい