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iPhone Duoについて④:iPhone Duoの価格は下がるのか?携帯音楽プレーヤーの進化と価格の歴史

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これまでの記事では、iPhone Duoが高額になる理由や、MacBook Pro、iPhoneとiPadを別々に購入する場合との違いについて考察しました。

実際、タカミックス自身もこの記事を執筆するなかで、iPhone Duoの購入を検討しました。
しかし、364,800円(税込)からという価格を考えたとき、あまりの高額さに二の足を踏んでしまったのです。

そして同時に「今後、技術が進歩すれば、iPhone Duoも安価になるのではないか?」ということも考えたのです。
その理由は過去に高額で登場した製品が、技術の進歩や普及によって、より安価なモデルへと発展していった例があったからです。

そこで今回から数回にわたり、現在のスマートフォンに取り込まれている音楽再生や写真撮影、ビデオ撮影、文章作成といった機能に注目します。

これらが独立した機器として販売されていた時代を振り返りながら、技術の進歩によって製品の価格や役割がどのように変化してきたのかを考察していきます。

まず今回は、携帯音楽プレーヤーがどのように進化し、価格を変え、最終的にスマートフォンへと統合されていったのかを振り返ります。

携帯型音楽機器の価格変遷

かつて、音楽を楽しむための機器は、家庭に設置する据え置き型が中心でした。
1970年代には、レコードプレーヤーやセパレートステレオ、コンポーネントステレオなどを使用し、自宅で音楽を聴くというスタイルが一般的だったのです。

もちろん、持ち運びが可能なラジオやテープレコーダーも存在していましたが、好きな音楽を高音質のステレオで楽しむには、家庭用のオーディオ機器が主流でした。

しかし、音楽を楽しむ場所が自宅などに限られていた時代に、大きな変化が訪れます。
それが、1979年にソニーから発売されたカセットテープ式ウォークマンの登場です。

カセットテープ式ウォークマンの開発背景と価格の変化

カセットテープ式ウォークマンを開発するきっかけとなったのは、ソニー創業者の井深大氏が、海外出張の飛行機内でも手軽にステレオ音楽を楽しみたいと考えたことでした。
当時、ソニーは音声の録音を主な目的とした小型カセットレコーダー「プレスマン」を販売していました。
プレスマンは録音と再生が可能で、スピーカーも内蔵していましたが、音声の再生方式はモノラルでした。


そこで、ソニーはプレスマンをベースにし、録音機能を取り除きステレオ再生に対応させた試作機を開発しました。
この試作機に対しソニー創業者の一人、盛田昭夫氏は“音楽を持ち歩いて聴く”という新しい商品としての可能性を見いだしたのです。

そして1979年、初代ウォークマン「TPS-L2」が33,000円で発売されました。

では、この33,000円という価格は、当時の人々にとって手軽に購入できる金額だったのでしょうか。

1979年当時、大卒男性の平均初任給は月額109,500円でした。
つまり、初代ウォークマンの33,000円という価格は、新卒サラリーマンの初任給のおよそ3割に相当していたのです。

現在の感覚で考えると決して安い買い物ではありませんが、それでもウォークマンは大ヒット商品となりました。

その理由の一つが、それまで主に自宅などで楽しんでいたステレオ音楽を、外出先でも手軽に聴けるようにしたことです。初期のウォークマンには録音機能もスピーカーもありませんでしたが、ステレオ音楽をヘッドホンで楽しめるという特徴がありました。

その後、技術の進歩により録音機能やラジオ受信にも対応するさまざまなモデルが生まれていったのです。

例えば、2002年発売の「WM-FX202」は、カセットテープの再生とラジオ受信に対応し、発売時の店頭販売価格は約4,000円でした。

CDプレーヤーの開発背景と価格の変化

音楽の再生技術と再生機器の進歩とともに、ソニーとフィリップスが共同開発したCDが、1982年に商品化されました

それまで主流だったアナログレコードとは異なり、音声をデジタル信号として記録し、レーザー光で読み取って再生する新しい音楽メディアです。

1982年10月、ソニーは世界初の市販CDプレーヤー「CDP-101」を168,000円で発売しました。

しかし、当初のCDプレーヤーは家庭で使用する据置型であり、価格も高額だったため、購入できる人は限られていました。

そこでソニーは、CDをさらに普及させるため、より小型で安価なプレーヤーの開発に取り組みます。

当時、ゼネラルオーディオ事業部の責任者だった大曽根幸三氏は、技術者たちにCDケース4枚を重ねた程度の大きさの木型を示し、この大きさでCDを再生できる製品を開発するよう指示しました。

しかし、CDプレーヤーには、ディスクを回転させる機構のほか、レーザー光で情報を読み取る光学ピックアップや、デジタル信号を処理する電子回路などが必要です。

これらを小さな本体に収めるだけでも困難でしたが、さらに製造コストを抑え、手頃な価格で販売するとなると、当時の技術では極めて難しい課題でした。

それでも開発陣は、部品点数の削減や電子回路の集積化、光学ピックアップの小型化など、さまざまな技術的課題の解決に取り組み、小型化と低コスト化を進めていきました。

また、盛田昭夫氏はCDの本格的な普及を目指し、5万円を切る価格で発売する方針を示しました。

まずは製品を普及させ、CD市場そのものを拡大することを優先したのです。

こうした技術開発と低価格化への取り組みが実を結び、1984年11月、世界初のポータブルCDプレーヤー「D-50」が49,800円で発売されました。

本体重量は約590gで、現在の携帯型音楽プレーヤーと比較すると重いものでしたが、据置型だったCDプレーヤーを持ち運べる大きさにまで小型化したことは、大きな技術的進歩でした。
この製品は「ディスクマン」として知られるようになり、CDの普及にも大きく貢献したのです。

1984年に49,800円で登場したポータブルCDプレーヤーは、その後も小型化と低価格化が進みました。
そして2005年には、店頭予想価格が約11,000円、本体重量が約172gという軽量なCDウォークマン「D-EJ720」が発売され、かつて高額だったポータブルCDプレーヤーも、より手軽に購入できる製品へと進化していたのです。

なお、余談ですが、CDウォークマンは「ウォークマン」という名前こそ付いているものの、CDより一回り大きな円盤状の本体は、ジーンズのポケットに入れて持ち歩くには無理のある大きさでした。

ところが、タカミックスの先輩は、そんなCDウォークマンの「D-EJ720」をジーンズの前ポケットに無理やり押し込み、そのまま持ち歩いていたという豪の者でした。

MDウォークマンの開発背景と価格の変化

CDはデジタル音声を手軽に再生できる一方、当時の一般的な音楽用CDは、カセットテープのように自由に録音することができませんでした。

そこでソニーは、カセットテープの録音できる利便性と、CDのデジタル音声や素早い頭出しを両立させる、新しい記録媒体の開発に取り組みました。

こうして誕生したのが、MD(ミニディスク)です。
MDはCDより小さな光磁気ディスクを使用し、録音や編集が可能で、持ち歩く際の振動による音飛びにも対策が施されていました。

そして1992年、録音と再生に対応した初代MDウォークマン「MZ-1」が79,800円で発売されました。

しかし、初代MDウォークマンの79,800円という価格は、当時の人々にとって決して手軽に購入できる金額ではありませんでした。1992年当時、大卒男性の平均初任給は186,900円でした。つまり、初代MDウォークマンの価格は初任給の約4割に相当していたのです。

こうした高価格も、MDを広く普及させていくうえでの課題の一つだったと考えられます。

その後、ソニーはMDウォークマンの小型化や省電力化に向けた技術開発を進めていきました。
例えば1996年には、光学ピックアップの重量を従来機より約80%削減し、さらに新開発のLSIによって電子部品の点数を約45%削減することに成功しています。

このような部品の小型化や電子回路の集積化は、製品を軽量化するだけでなく、製造コストを引き下げるうえでも重要な技術です。

また、録音・再生の両方に対応したモデルだけでなく、再生機能に絞った比較的安価なモデルも展開されるようになりました。

1998年には録音・再生対応モデル「MZ-R55」が46,000円、再生専用モデル「MZ-E33」が31,000円で発売されました。さらに2000年には長時間録音に対応した「MDLP」、2001年にはパソコンから音楽を高速転送できる「Net MD」が登場するなど、機能面でも進化を続けました。

そして2004年には再生専用モデル「MZ-E520」が発売され、当時の店頭予想価格は約18,000円となっていました。

このようにMDウォークマンも、安価での発売形態に変わっていったのです。

メモリースティック ウォークマンの開発背景と価格の変化

1990年代後半になると、パソコンやインターネットの普及に伴い、音楽をデジタルデータとして扱う環境が整い始めました。それに伴い、ソニーはCDやインターネットの音楽配信サービスから取り込んだ音楽データを、小型の半導体メモリーに保存して持ち歩く方式を採用します。

そして1999年、「メモリースティック ウォークマン NW-MS7」を45,000円(税別)で発売しました。

この製品では、取り外し可能な「マジックゲート メモリースティック」を使用し、パソコンから転送した音楽データを保存して再生することができました。

カセット、CD、MDのようにテープやディスクを回転させる機構が不要になったのです。このようにウォークマンの世界でも、さらなる小型・軽量化が可能になったのです。

内蔵フラッシュメモリー式ウォークマンの開発背景と価格の変化

メモリースティック式ウォークマンが登場する一方、ソニーは記録媒体を本体に内蔵する方式の開発も進めていました。交換式の記録媒体を使用せず、本体にフラッシュメモリーを内蔵することで、より小型で軽量な製品を実現しようとしたのです。

そして2000年、64MBのフラッシュメモリーを内蔵した「ネットワーク ウォークマン NW-E3」が店頭販売価格40,000円で登場しました。

NW-E3は、ついにソニーがメモリースティックなどの交換式記録媒体を必要とせず、本体だけで音楽を保存・再生できる音楽再生機器となったのです。これにより、記録媒体を別途用意したり交換したりする手間がなくなり、さらなる小型・軽量化も実現しました。


その後、フラッシュメモリーの大容量化が進み、2006年には512MBを内蔵した「NW-E002」が店頭販売価格9,980円で発売されました。

2000年の「NW-E3」と比較すると、記憶容量は8倍になりながら、価格は約4分の1になったことになります。

携帯型音楽機器の価格比較

ここまで紹介した各製品の価格を整理すると、次のようになります。

スクロールできます
記録媒体・方式初期モデルの発売時価格後年の安価なモデル
カセットTPS-L2(1979年)33,000円WM-FX202(2002年)約4,000円
CDD-50(1984年)49,800円D-EJ720(2005年)約11,000円
MDMZ-1(1992年)79,800円MZ-E520(2004年)約18,000円
メモリースティックNW-MS7(1999年)45,000円NW-MS9(2000年)約40,000円
内蔵フラッシュメモリーNW-E3(2000年)約40,000円NW-E002(2006年)9,980円

※各製品の価格には、当時の公表価格、メーカー希望小売価格、店頭予想価格、直販価格が混在しています。

iPod登場:技術の進歩によって変化した価格と音楽の楽しみ方

こうして振り返ると、携帯型音楽機器は、新しい記録媒体や技術が登場するたびに、その形や使い方を変えてきたことが分かります。また、初期の製品が比較的高価だった場合でも、後年には技術進歩などの理由から機能や仕様の異なる安価なモデルが発売されるようになりました。

しかし、携帯音楽プレーヤーの進化を語るうえで、もう一つ欠かすことのできない製品があります。
それが、Appleの「iPod」です。

2001年11月17日、Appleは初代iPodを日本で発売しました。
当時の日本での発売価格は47,800円(税別)でした。

この時点で、ソニーはすでにメモリースティック式や内蔵フラッシュメモリー式のウォークマンを発売していました。

しかし、後発となるiPodは、それまでの携帯音楽プレーヤーとは違い、初代iPodが採用した記録媒体は、超小型のハードディスク(HDD)でした。

当時のフラッシュメモリーは現在と比較すると容量が小さく、大量の音楽データを保存するには不向きの記憶媒体だったのです。

例えば、2000年に発売されたソニーの「NW-E3」は64MBのフラッシュメモリー(一般的な楽曲なら約20曲)を搭載していましたが、初代iPodのHDD容量は5GBでした。その差は実に約80倍です。

初代iPodには最大約1,000曲を保存でき、これまでの携帯音楽プレーヤーとは比較にならないほど多くの音楽を持ち歩けるようになったのです。

iTunesとの連携

さらにAppleは、パソコン用の音楽管理ソフト「iTunes」との連携も重視しました。
パソコンに取り込んだ音楽をiTunesで管理し、iPodを接続すると楽曲やプレイリストを自動的に同期できるようにしたのです。

Appleは、2003年にアメリカで音楽配信サービス「iTunes Music Store」を開始しました。
日本でのサービス開始は2005年8月で、これによりCDを購入してパソコンに取り込むだけでなく、インターネットで音楽を購入してiPodで楽しむという使い方も広がっていきました。

iPodの価格変遷

では、iPodの価格はどのように変化していったのでしょうか。

2001年に47,800円(税別)で登場した初代iPodでしたが、2002年には新しいラインアップの5GBモデルが36,800円(税別)で販売されるようになりました。さらにAppleは、大容量化を進める一方で、より小型で手軽に購入できる製品の開発にも取り組みました。

iPod shuffle(第1世代)

そして2005年1月、Appleは初めてフラッシュメモリーを内蔵した「iPod shuffle」を発売します。
512MBモデルの発売価格は10,980円(税込)でした。

ここで注目したいのは、Appleが初代iPodで採用したHDDにこだわり続けなかったことです。

当初は大容量の音楽データを保存するためにHDDを採用しましたが、その後、フラッシュメモリーの大容量化や低価格化が進むと、フラッシュメモリーを採用した小型・軽量モデルも展開するようになりました。

初代iPodの5GBより記憶容量は少なくなりましたが、小型・軽量化を進め、液晶画面も省略することで、価格を抑えた製品として登場したのです。

iPod nano(第1世代)

続く2005年9月には、液晶画面と操作用のホイールを搭載しながら、フラッシュメモリーを採用した「iPod nano」が発売されました。4GBモデルの発売価格は27,800円(税込)でした。

初代iPodの5GBに近い容量を持ちながら、重量は約185gから約42gへと大幅に軽量化され、価格も低くなっていたのです。

iPod shuffle(第2世代)

翌2006年9月には、本体にクリップを備えた第2世代iPod shuffleが登場します。
こちらは1GBのフラッシュメモリーを搭載し、発売価格は9,800円(税込)でした。

iPod shuffle(第3世代)

その後もAppleは、iPod shuffleの小型化と低価格化を進めていきます。2009年には、第3世代iPod shuffleの2GBモデルが5,800円(税込)で販売されました。

iPod shuffle(第4世代)

そして2010年9月には、第4世代iPod shuffleが登場します。このモデルは2GBのフラッシュメモリーを搭載しながら、発売価格はわずか4,800円(税込)でした。
さらに2011年には4,200円まで値下げされました

時は来た

2001年に47,800円(税別)で登場した初代iPodから約11年。
初代から続く本家iPodも、2007年には「iPod classic」へと製品名を変更し、2011年には160GBモデルが20,900円まで値下げされました。

容量や機能、製品の位置付けは異なるものの、Appleの携帯音楽プレーヤーは、4,000円台で購入できる製品が登場するまでに低価格化が進んだのです。

つまり、単純に同じ製品を安くしていったのではなく、記憶容量や機能、製品の大きさなどを変えることで、さまざまな価格帯のiPodを販売するようになったのです。

このように、iPodに限らず、携帯音楽プレーヤーは、記録媒体を再生する機械から、デジタル音楽データを持ち歩くための機械へと、その役割を大きく変えていったのです。

しかし、その携帯音楽プレーヤーにも、やがてさらなる変化が訪れることになりました。

それが、スマートフォンとの統合でした。

スマホとの統合

2000年代に入ると、携帯電話の高機能化が進み、通話やメールだけでなく、様々な機能を搭載した機種が登場するようになりました。

それまで、外出先で音楽を楽しむには、ウォークマンやiPodなどの携帯音楽プレーヤーを持ち歩くのが一般的でした。

こうした変化に対し、Appleも動き始めていました。2005年にはMotorolaと協力し、iTunesの音楽を再生できる携帯電話「ROKR」を発売するなど、携帯電話と音楽プレーヤーの融合に取り組んでいたのです。

一方、携帯電話の進化とともに、パソコンに近い機能を備えた「スマートフォン」も登場していました。
従来型の携帯電話が通話やメールを中心に発展してきたのに対し、スマートフォンは高機能なOSを搭載し、インターネットの閲覧や様々なソフトウェアの利用など、より幅広い用途に対応できることが特徴でした。

そしてAppleは、音楽再生だけでなく、携帯電話やインターネットの機能を一つにまとめた、新たなスマートフォンを自社から送り出すことになります。

そう、それが2007年1月9日に発表された、Apple初のスマートフォンiPhoneだったのです。

当時、Appleの最高経営責任者だったスティーブ・ジョブズ氏は、iPhoneを従来の携帯電話に音楽再生機能を追加しただけの製品として紹介したわけではありませんでした。

ジョブズ氏が発表したのは、携帯電話、ワイドスクリーンのiPod、インターネット通信機器という3つの製品を一体化した、新しいスマートフォンだったのです。つまり、Appleはそれまで独立した製品として販売していたiPodの音楽再生機能を、iPhoneに組み込んだのです。

初代iPhoneには3.5インチのタッチスクリーンが搭載され、従来のiPodのようなスクロールホイールを使わず、画面に直接触れて音楽を操作できるようになりました。
また、パソコンのiTunesで管理した楽曲をiPhoneに転送することもでき、iPodで培われた音楽の管理方法や再生機能が引き継がれていました。

それまで携帯電話と携帯音楽プレーヤーを別々に持ち歩いていた人も、iPhoneがあれば1台で両方の機能を利用できるようになったのです。

当時は画期的だったスマホと音楽携帯音楽機器の融合

さて、現在でもウォークマンなどの携帯音楽プレーヤーは販売されており、音質や操作性を重視する人にとっては、専用機器ならではの魅力があります。

しかし、かつて音楽を持ち歩くために数万円を支払って購入していた携帯音楽プレーヤーの機能が、現在ではスマートフォンに組み込まれ、特別な専用機器を用意しなくても音楽を楽しめるようになったのです。

今では当たり前すぎるスマホの機能なのですが、2008年当時、常時音楽が手放せない人間にとってスマホだけで音楽が聴けると言うことの恩恵は計り知れないものがありました。

このように携帯音楽プレーヤーは、記録媒体の進化や小型化、低価格化を経て、最終的にはその主要な役割がスマートフォンへと引き継がれていきました。
こうして携帯音楽プレーヤーの歴史を振り返ると、登場当初は高額だった製品も、技術の進歩や部品の小型化、普及によって、より安価なモデルが登場してきたことが分かります。

さらに、かつては独立した製品として購入する必要があった携帯音楽プレーヤーも、その機能がスマートフォンへと統合されていきました。
もちろん、こうした過去の事例だけで、現在364,800円から販売されているiPhone Duoも、将来的に安価になると断言することはできません。

しかし、技術の進歩によって製品の価格や役割が変化してきた歴史は、iPhone Duoの将来を考えるうえでも、一つの参考になるのではないでしょうか?

では、携帯音楽プレーヤー以外の機器はどうだったのでしょうか。

次回は、現在のスマートフォンには欠かせない機能となった「カメラ」に注目し、その技術の進歩と価格の変化について振り返っていきたいと思います。

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