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Apple Music・Amazon Music・Spotifyの楽曲はLogic Proに取り込める?詳しく解説!🎵

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音楽制作をしていると、「このアーティストの曲をLogic Proに落としたい」と思うことがあるでしょう。

しかし、販売されているすべての楽曲がLogic Proで扱えるわけではありません。本記事では、配信楽曲(CD含む)をLogic Proに取り込めるかどうかについて詳しく解説します。

DRM(デジタル著作権管理)とは?

現在、音楽の視聴スタイルはストリーミング配信が主流となり、多くの人がApple MusicやAmazon Musicといった定額制サブスクリプション(サブスク)を利用しています。しかし、これらのサブスクで聴いている楽曲をそのままLogic Proに取り込むことはできません

なぜなら、サブスクの楽曲はDRM(デジタル著作権管理)によって保護されており、自由にコピーや編集ができない仕様になっているためです。

これに対し、iTunes StoreやAmazon MP3で購入した楽曲はDRMフリー(制限なし)のため、Logic Proに取り込むことが可能です。

つまり、サブスクの楽曲は「利用権を借りて聴く」仕組みであり、契約が切れると再生できなくなります。一方で、購入した楽曲は「自分のものとして所有」できるため、Logic Proを含むさまざまなソフトウェアで自由に扱うことができます。

スクロールできます
項目サブスク曲ダウンロード購入
Logic Pro取り込み不可
(DRMによる制限)
可能
(Logic Proに取り込める)
DRM (デジタル著作権管理)あり
(コピー・編集不可)
なし
(コピー可能・編集可能)
楽曲の所有権なし
(契約が切れると聴けなくなる)
あり
(購入後は永久に所有)
料金形態月額制
(定額料金)
アルバムまたは1曲単位で購入
オフライン再生可能
(ただしアプリ内のみ)
可能
(制限なし)

※注意点
DRMフリーというのはあくまで個人で行う場合のことです。なので仮に曲を編集し自分で楽しむ分には問題ないのですが、これを第三者に金銭が発生すると思われる行為で公開した場合には著作権法違反となります。

定額制ストリーミングサービスの楽曲はLogic Proに取り込めない

定額ストリーミングサービスである、Apple MusicやAmazon Musicの楽曲をそのままLogic Proに取り込むことはできません。

先ほどの繰り返しになりますが、これらの楽曲にはDRM(デジタル著作権管理)が施されており、自由にコピー・編集することが制限されているためです。

Logic Proに取り込める配信音楽の条件

Logic Proに取り込めるのは、DRM保護されていない音楽ファイルとなります。
ストリーミングサービスの楽曲を使用する場合は、購入した曲ならLogic Proに取り込めます。

⚫︎ iTunes StoreやAmazon MP3で購入した楽曲を使用する

  • iTunes Storeで購入したAAC(m4a)ファイル
  • Amazon MP3で購入したMP3ファイル
Spotifyはどうなの?

Spotifyの楽曲はLogic Proに取り込むことができません。これは、Spotifyがストリーミング専用のサービスであり、楽曲ファイルとしてのダウンロードができないためです。

また、Spotifyの楽曲はDRM(デジタル著作権管理)によって保護されているため、自由にコピーや編集を行うことはできません。

Spotifyには「オフライン再生」機能がありますが、これはSpotifyアプリ内での再生に限定されており、楽曲ファイルとして保存されるわけではありません。そのため、ダウンロードした楽曲であっても、Spotifyアプリ外に取り出すことはできません。

最後に、「結局、SpotifyはLogic Proに取り込めないんですね?」と聞かれると、「できないわけではない」というのが答えになります。

ただし、その方法は非公式であり、規約違反にあたるため推奨されません。

 

違法な手段には要注意!

インターネット上には公式では認められていないストリーミングサービスの楽曲をMP3に変換するツールがあります。

しかし、これらを使用することは著作権違反になる可能性があります。

また、Logic Proに取り込んだ既存の楽曲をSNSやYouTubeにアップロードする場合、公式に認可されている楽曲であっても著作権の問題があるので注意しましょう。

著作権の問題は複雑なので、Logic Proに取り込んだ既存曲はSNSやYouTubeでアップロードできないと考えてください。

Logic Proにオーディオファイルを取り込む方法

Logic Proに楽曲を取り込む方法は、iTunes StoreやAmazon MP3で購入した曲が対象となります。ここでは、具体的な手順を解説します。

①Logic Proを開き、新規トラックを作成する

この時に選ぶのは「マイクまたはライン」にして下さい。

Screenshot
オーディオトラック選択時の注意点

オーディオ選択時のトラックには、もう一つのトラックである「ギターまたはベース」があります。

この「ギターまたはベース」を選んだ場合、Logic Proのチャンネルストリップにアンプやエフェクトが自動で設定されます。そのため、録音時に加工された音が適用されることになります。

エフェクトをかけずにそのままの音を録音したい場合は、「マイクまたはライン」を選択してください。

MG102Cの画像


拡大図

TASCAM US-2×2の画像

「ギターまたはベース」は文字通りギターやベースを録音する時に使うトラックとなりますので注意して下さい。

メニューバーからオーディオファイルの選択をする

メニューバーの「ファイル」から「読み込む」→「オーディオファイル…」を選択する。

③「オーディオファイル選択ウィンドウ」の表示

「オーディオファイル…」を選択すると「オーディオファイル選択ウィンドウ」が表示されます。この時に「ミュージック」が選択されていないのであれば、オーディオファイル選択ウィンドウ画面左下の「メディア」の中にある「ミュージック」を選択します。

この時に「オーディオファイル選択ウィンドウ」上部にあるドロップダウンリスト内にも「ミュージック」とあります。
ただし、最初に出てきた選択ウィンドウが関係ないものだった場合、ドロップダウンリスト内から「ミュージック」に移行するまでに手間がかかります。
なので素直に選択ウインドウ左下のメディアからミュージックを選びましょう。

④楽曲を選択すればOK

あとは選択画面内から自分がLogicProに落としたい曲を選択し、「開く」をクリックすれば、LogicProにオーディオトラックとして表示されます。

Logic Proにオーディオファイルを取り込む方法~別Ver.

Logic Proに楽曲を取り込む方法には別の方法もあります。

①Logic Proを開き、新規トラックを作成する

これは上記の方法と同じです。

②Logic Proのメインウインドウ右上にある「ブラウザボタン」をクリック

ブラウザボタンはフォルダと書類、音符のアイコンが記されているボタンとなります。

③画面が開きます。

④次に「プロジェクトオーディオブラウザ」をクリックし「オーディオファイル」内の「オーディオファイルを追加」をクリックします。

⑤残りは「オーディオファイル選択ウィンドウ」の表示と同じ手順となります。

「ライブラリに追加」は選べない

Logic Proにオーディオファイルとして追加できるのは、あくまで購入した楽曲のみとなります。

MG102Cの画像


なので楽曲を購入せずに「ライブラリに追加」や「プレイリストに追加」だけの選択であると、Logic Proでのオーディオ追加の画面では曲名がグレーアウトしてしまいます。

TASCAM US-2×2の画像

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