皆さん、ご機嫌よう! タカミックスです。
今回はゲームチェンジャー・オーディオ社より発売されたビグスビーペダルについてです。このペダルはアームのついていないギターでもアーミング効果が出せるペダルになります。これが結構凄いんですよ!
それでは行ってみまShow!
ビグスビーペダルでできること
- トランストレムの様なアーミング
- チョーキング機能&ビブラート機能
- ダーク(重め)&ブライト(軽め)なトーンの切り替え
これ以外にも多々ありますが、ざっと目に付く機能を上げてみました。
次は映像
フェンダー社との共同開発
まずビグスビーペダルを見ると印象的な筆記体のFっぽい形をしたフットペダルが見えます。
思わずフェンダー社が開発したペダルなのか? と思ってしまいそうです。
もっともビグスビーペダルはゲームチェンジャー・オーディオ社とフェンダー社との共同開発によって制作されたペダルなのです。
コードの響きのままアーミングができる!
このビグスビーペダルはトレモロユニットが付いていないギターでもアーミング効果をもたらすことができるペダルとなります。
そしてビグスビーペダルはコードトーンを保ったまま音程の上下ができます。
従来のトレモロユニットによるアーミングではコードトーンを弾いたままアーミングすると、コード間の各弦の音程変化が一定にならずにコードの音程が崩れてしまいます。
通常のギターではコードなど複数の音を弾いてアーミングをすると、各弦の音程の変化量を一定に保てないため響きがバラバラになってしまうのです。その理由はそれぞれの弦の張力が違うためで太い弦では張力が強く、細い弦では張力が弱いからです。
なのでアーミングによるコードトーンの音程変化の感覚を保ったままアーミングができるシステムとしてスタインバーガー社によってトランストレムが開発されました。
トランストレムではアーミング時にコードの並行移動、コードトーンを保ったまま音程の上下移動が可能となったのです。
そしてこのトランストレムと同じ効果をビグスビーペダルで得ることができるのです。
なのでトレモロユニットのついていないギター&ベースでもビグスビーペダルさえあればネックベンドをしないですむのです!
使用説明
ビグスビーペダルには縦型に取り付けられた丸いローラーノブが3つあります。そのぞれのローラーノブには左側からRate(主にビブラート)、Blend(主にドライ&ウェットの切り替え)、 Depth(主にオクターブ)という名称が付いています。このそれぞれのノブを回すことによりビグスビーペダルの機能を変化させることができるのです。
そのローラーノブは機能や効果に合わせて発光色が変わります。
タカミックス的にはビブラートを足元で掛けれるというのは非常に魅力的です。わざわざ手元でビブラートを掛けないでも足元で操作ができるのですからね。
また本体背面にはInvertスイッチが設置されています。
このInvertスイッチをONにすることでフットペダルの上下作用を反転させることができます。フットペダルを踏み込んだ時にアームアップ&ダウンの効果が逆になりますよ、と言うことです。
またInvertスイッチをONにしたままセレクトボタンを押すと、間違ってローラーノブを回してしまってもビグスビーペダルのパーラメーターが変化しない様にロックされる仕様になっております。
使用楽器
このビグスビーペダルはギターは勿論のことベースギターやシンセサイザーでも使用できます。
以前はストラトキャスターで鬼の様にアーミングしていたタカミックスもビグスビーペダルを繋げば現在のギブソン・レスポールでもアーミングがしまくれるのです!(って、レスポールでアーミング効果って似合わないよな…)
まぁ、シンセサイザーはピッチシフター使えば良いので、ここは素直にベースギターに繋ぐのが良いですかね?
けど現在デモ音源を制作してるのでレスポールでもアーミング効果を入れたいなぁ…
まとめ
このビグスビーペダル、トレモロユニットが付いていないギターにとっては革新的なペダルになっております。
また然りげ無くコードトーンでも各弦の音程バランスを保ったままアーミングできるのは凄いと思います。それでビブラートも足元で掛けられるってホント凄いなと思います。
ギターにもベースにも使えるビグスビーペダル、その凄さを皆さんにも体感して欲しいと思います。タカミックスもビグスビーペダルを(金が貯まったら)購入したいと思います!
おしまい