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分圧回路とオームの法則④|【過去問解説】2025年度 サウンドレコーディング技術認定試験 ステップⅠ問題20

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皆さん、そろそろオームの法則について、ボンヤリですが全体像が見えてきたのではないでしょうか?今回は抵抗値の求め方を考えてみましょう!

それでは今回も早速問題へレッツ・ゴー!

2025年問題ステップⅠ問題20

今回の問題はサウンドレコーディング技術認定試験の【2025年 ステップⅠ 第20問】をアレンジして出題しております。この試験では定番テーマの再出題が多く、過去問学習が最短ルートとなっております。

問20:回路電流が1mAのとき、オームの法則より、Re=(20)であればReの両端の電圧は5Vとなる。(20)に入る語をこたえよ。

対話講義(Q&A)|分圧回路とオームの法則(復習)

タカミックス
先生、今回の問題は抵抗値、つまりReの値を求めるんですね。

サウンド先生
その通り。
ここでのポイントは、与えられているのが I(電流)=1mAV(電圧)=5Vだということ。
あとはオームの法則 V=IRを変形して使えばいい。

タカミックス
V=IR、だから抵抗を求めるならR=V÷I。
5V÷1mA(=0.001A)で計算すると……5,000Ω!

サウンド先生
そうだ。つまりRe=5kΩだね!

タカミックス
なるほど。
前回までの分圧回路でも出てきた“電流が同じ”という条件さえわかっていれば、
電圧の比だけでなく、こうやって抵抗値も逆算できるんですね。

サウンド先生
そうそう。
「電圧」「電流」「抵抗」の3つの関係(V=IR)は、どれか2つがわかれば必ず残り1つが求められる。
今回みたいに、分圧の問題を「部分的なオームの法則」に戻して考えるのも大事なんだ。

タカミックス
たしかに「分圧=抵抗比」って式の前提にも、オームの法則がちゃんと隠れてるってことですね。

サウンド先生
その理解はいいね。
つまり、電気回路は「オームの法則」一本で貫かれている。
分圧も分流も、突き詰めれば全部ここに戻ってくるんだ。

タカミックス
大変よく分かりりました!

まとめ

  • オームの法則:V=IR
  • 電流と電圧がわかれば抵抗が求められる(R=V÷I)
  • 今回は 1mA・5V → 5kΩ
  • 「分圧」も「抵抗値」も、すべてオームの法則に基づく
  • 電気回路の基本原理は常に V・I・R の関係

過去問出題年

検証中(今後追記予定)

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