皆さん、そろそろオームの法則について、ボンヤリですが全体像が見えてきたのではないでしょうか?今回は抵抗値の求め方を考えてみましょう!
それでは今回も早速問題へレッツ・ゴー!
2025年問題ステップⅠ問題20
今回の問題はサウンドレコーディング技術認定試験の【2025年 ステップⅠ 第20問】をアレンジして出題しております。この試験では定番テーマの再出題が多く、過去問学習が最短ルートとなっております。
対話講義(Q&A)|分圧回路とオームの法則(復習)
タカミックス
先生、今回の問題は抵抗値、つまりReの値を求めるんですね。
サウンド先生
その通り。
ここでのポイントは、与えられているのが I(電流)=1mAとV(電圧)=5Vだということ。
あとはオームの法則 V=IRを変形して使えばいい。
タカミックス
V=IR、だから抵抗を求めるならR=V÷I。
5V÷1mA(=0.001A)で計算すると……5,000Ω!
サウンド先生
そうだ。つまりRe=5kΩだね!
タカミックス
なるほど。
前回までの分圧回路でも出てきた“電流が同じ”という条件さえわかっていれば、
電圧の比だけでなく、こうやって抵抗値も逆算できるんですね。
サウンド先生
そうそう。
「電圧」「電流」「抵抗」の3つの関係(V=IR)は、どれか2つがわかれば必ず残り1つが求められる。
今回みたいに、分圧の問題を「部分的なオームの法則」に戻して考えるのも大事なんだ。
タカミックス
たしかに「分圧=抵抗比」って式の前提にも、オームの法則がちゃんと隠れてるってことですね。
サウンド先生
その理解はいいね。
つまり、電気回路は「オームの法則」一本で貫かれている。
分圧も分流も、突き詰めれば全部ここに戻ってくるんだ。
タカミックス
大変よく分かりりました!
まとめ
- オームの法則:V=IR
- 電流と電圧がわかれば抵抗が求められる(R=V÷I)
- 今回は 1mA・5V → 5kΩ
- 「分圧」も「抵抗値」も、すべてオームの法則に基づく
- 電気回路の基本原理は常に V・I・R の関係
過去問出題年
検証中(今後追記予定)