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光ファイバーケーブル④:デュープレックスケーブルとは何か|2024年過去問解説 ステップⅡ-16

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光ファイバーケーブルの用語は、コネクター名とケーブル構成の名前が混ざると一気に分かりにくくなります。前回学んだ1本構成の呼び方を覚えていても、対になる2本1組の名称まで整理できていないと、仕様書や機材説明を読んだときに引っかかりやすくなります。

今回は、その復習として対になる用語を押さえる回です。1本なら何と呼ぶのか、2本で1組なら何と呼ぶのか。この対応関係をセットで整理しておくと、単語の丸暗記ではなく、意味のある知識として残りやすくなります。

それでは、まず問題を解いてみましょう

過去問|2024年ステップⅡ 第16問

QMSショートコード

問Ⅱ-16:光ファイバーケーブルでは、1本のものはSimplexと呼ばれます。 これに対して、2本で1組になっているケーブルは(16)と呼ばれます。 (16)に入る適切な語句を答えなさい。

今回の問題は、サウンドレコーディング技術認定試験【2024年 ステップⅡ 第16問】をベースに、学習用として一部アレンジして出題しています。
このテーマは定番なので、考え方ごと押さえておくと応用が利きます。

問題=答え|暗記用ワンフレーズ

2本で1組になっている光ファイバーケーブル=Duplex
※1本構成はSimplex

本回の学習ゴール

・Duplex(デュプレックス)が2本1組の光ファイバーケーブル名だと説明できる
・Simplex(シンプレックス)とデュプレックスを区別できる
・ケーブル構成の名前として整理できる

対話講義(Q&A)|Duplexとは何か

タカミックス
今回は前回の復習ですね。前回、1本だけで構成されているケーブルがSimplex(シンプレックス)だと学びました。

サウンド先生
そうだね。今回はその対になる言葉を押さえる回だよ。最初に表記だけ整理しておくと、ここでは初出だけアルファベットとカタカナを並べて、その後はカタカナだけで進めるね。

タカミックス
その方が助かります。英語だけ見ていると、意味より文字の形の方に引っ張られます。

サウンド先生
前回学んだSimplex(シンプレックス)は、1本だけで構成されている光ファイバーケーブルの呼び方だった。これに対して、2本で1組になっているものはDuplex(デュプレックス)と呼ばれるんだ。Beldenの用語解説でも、2本のシンプレックスを並べて1組にしたものがデュプレックスだと説明されているよ。

タカミックス
なるほど。今回は新しい概念というより、シンプレックスの反対側を埋める感じですね。

サウンド先生
まさにそれだね。1本ならシンプレックス、2本1組ならデュプレックス。この対応で覚えると崩れにくい。2本1組なのは、一般には片方を送信、もう片方を受信に使うためだと説明されることが多い。

タカミックス
すると今回は、コネクター名を答える問題ではなく、ケーブル本数の構成名を答える問題なんですね。

サウンド先生
その通り。SCやLCみたいなコネクターの話ではなく、ケーブルが何本で構成されているかを見る問題だよ。だから、1本か2本1組かを見分ければ答えにたどり着ける。

タカミックス
選択肢を見るとTwinとかDoubleも気になりますけど、意味が近いだけではダメなんですね。

サウンド先生
そこが大事だね。意味が近そうでも、実際の名称として定着しているかは別問題なんだ。今回、2本1組の光ファイバーケーブル名として押さえるべきなのはデュプレックスだよ。仕様や用語解説でも、シンプレックスとデュプレックスは対で扱われている。

タカミックス
では今回は、
1本構成=シンプレックス
2本1組=デュプレックス
と整理すればいいわけですね。

サウンド先生
その整理で十分だよ。前回の復習としては、そこをセットで言えれば強いね。

詳しい解説|なぜその答えになるのか

結論から言うと、正解はDuplex(デュプレックス)です。

最短の判断手順は単純です。
問題文では、1本のものがSimplex(シンプレックス)と呼ばれると書かれています。したがって、対になる「2本で1組になっているケーブル」の名称を答えればよく、その名称がDuplex(デュプレックス)です。

ここで大事なのは、今回の用語がコネクター名ではなく、ケーブル構成の名前だという点です。
SCコネクターやLCコネクターは接続部の名称でしたが、シンプレックスやデュプレックスは、ケーブルが何本で成り立っているかを表す分類語です。つまり今回は、「先端に何が付くか」を答える問題ではなく、「何本で1組なのか」を答える問題です。

さらに意味を整理すると、デュプレックスは2本の光ファイバーを1組として扱う構成です。一般には、片方を送信、もう片方を受信に使う形として理解すると分かりやすいです。
それに対して、シンプレックスは1本構成です。したがって、

シンプレックス=1本構成
デュプレックス=2本1組

という対応で整理すれば、答えにたどり着けます。

初心者が引っかかりやすいのは、TwinやDoubleのように「2つ」「二重」と読める英単語です。意味だけ見ると近そうですが、光ファイバーケーブルの正式な構成名として定着しているのはデュプレックスです。
用語問題では、単語の雰囲気ではなく、実際の呼び方として使われているかどうかで判断することが大切です。

中級者向けに補足すると、シンプレックス/デュプレックスの区別は、シングルモード/マルチモードの区別とは別です。
シンプレックス/デュプレックスは本数構成の話で、シングルモード/マルチモードは光の伝わり方の話です。ここを分けて理解しておくと、仕様表を読むときに混乱しにくくなります。

他の選択肢が誤りな理由

  • Dumble
    今回の問題で答えるべき光ファイバーケーブルの名称ではありません。音楽用語として覚える必要はありません。
  • Twin
    意味だけ見ると「2つ」で紛らわしいですが、2本1組の光ファイバーケーブル名として押さえるべき用語はデュプレックスです。
  • Double
    これも意味は近そうに見えますが、光ファイバーケーブルの構成名として定着している答えではありません。今回覚えるべき名称はデュプレックスです。

実務・DTMへの応用

実務では、光ファイバー接続の仕様を見るときに、コネクターの種類だけでなく、シンプレックスかデュプレックスかも確認しないと判断を誤りやすくなります。
「光で接続できる」というだけでは情報が足りず、実際にはどのコネクターか何本構成かまで見てはじめて接続条件が整理できます。

DTM中心の環境では、普段から光ファイバーケーブルを頻繁に扱わない人も多いと思います。ただ、業務用機器やデジタル伝送の知識を広げていくと、こうした分類語は自然に出てきます。
そのときに、

コネクター名
伝送モード
本数構成

を別々の情報として読めるようになると、機材仕様の理解がかなり安定します。

今回のテーマでまず押さえるべきなのは、
1本構成ならシンプレックス、2本1組ならデュプレックス
という基本対応です。ここが固まると、光ファイバーまわりの用語整理がかなりしやすくなります。

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